RO水についてお調べですね。
「RO水って危険な水なの?」「天然水とは何が違うの?」
などRO水について疑問を持つ人は少なくありません。
特に、RO水は安全なのか知りたいという人は多いのではないでしょうか?
結論からお伝えするとRO水は健康上まったく問題ありません。
高性能フィルターで水をキレイにしているので、不純物が少なく、水本来の味を楽しめます。
この記事では
「RO水と天然水の違い」「RO水と天然水だとどちらがいいのか」
などについてお伝えしていきます。
この記事を読むことで、RO水に対する疑問は解消できるでしょう。
目次
1. RO水が危険であると言われていた理由
RO水が危険と考えられるようになった一番の理由はRO水の溶解性にあります。
砂糖などの物質を水に入れておくと溶けますよね?
このことを「溶解性がある」といいます。
水以外のミネラルなどの不純物が少なくなるほど、この溶解性が高まります。
このことから
「体内のミネラルが奪われてしまう」「肌に接触すると、そこだけガサガサになってしまう」
といった噂が流れました。
けれどもRO水は医療現場でも使用されているほど安全性の高い水です。
RO水が医療現場で使われていることが東京都水道局が関わった資料に記されています。
なので安全性に関しては気にしないでも大丈夫といってもいいでしょう。
RO水の保存性について
災害時の備蓄水としてRO水は注目を集めています。
なぜなら、RO水は保存性が高いからです。
RO水には雑菌のエサになるミネラルなどの不純物がほとんど含まれていないので、水質が劣化しにくく、1年ほどの長期保存できます。
一方で、天然水はミネラルが除去されていないので、未開封でも半年ほどしか保存がきかないものが多いです。
そういった理由から、万が一に備えてRO水をストックする人が増えています。
2. そもそもRO水とは?
RO水とは、ROフィルターによってろ過されたほとんど純粋な水のことです。
すでにお伝えして部分もありますが、次のような特徴があります。
- ミネラルなどがほぼ含まれていない
- ミネラルが含まれていないので、水本来の味を楽しめる
- おなかを壊しにくい
- 生産コストが抑えられるので、安い
- 長期保存ができる
- 安全性が高い
以上のことから、RO水は優れたお水といえるでしょう。
RO水には2つの種類がある!
RO水には「天然水を採水してフィルターに通したRO水」と「水道水をフィルターに通したRO水」があります。
なんとなく、天然水のRO水のほうが
「安心できそう」「おいしそう」
と思われるかもしれません。
しかし、ROフィルターは高性能なので、天然水であろうが、水道水であろうが、ろ過してしまえば同じ成分になってしまいます。
フィルターを通しただけのRO水なら、どちらも同じ成分、味といっていいでしょう。
ただし、水道水を原料にしたRO水にはメリットがあります。
それは安いということです。
採水するための投資・設備が不要なので、それだけ原価を抑えることができます。
3. RO水と天然水の違いについて
これまでRO水についてまとめてきましたが、天然水と比較するとどのような違いがあるのか気になる人もいるでしょう。
ここではRO水と天然水を比較していきます。
- 価格
- 味
- 処理方法
価格
RO水 | 価格が安い |
天然水 | 価格が高い |
天然水はいくつかの採水地からお水を採水して、処理を行います。
つまり、採水し処理するための設備・人員が必要です。
地下水を使用するなら、井戸も掘らなければなりません。
それらの設備を新設・維持していくための費用が上乗せされるので、RO水と比較して価格が高くなる傾向にあります。
一方、RO水は天然水に加えて、水道水も利用しても、同じ品質の水を作り出せます。
原料の水が安いに加えて工場を設置しやすいことから、一般的な天然水に比べて、価格を抑えられることがRO水の特徴といえるでしょう。
味
RO水 | 基本的に無味無臭 |
天然水 | 採水地によってさまざまな味 |
天然水はミネラル成分がそのまま含まれていることが多いので、採水地特有の味がします。
のどごしはまろやかなことが多く、地域によっては甘みや深みがあることも。
一方のRO水はミネラル成分が非常に少ないです。
どこで採水しても、水道水であっても基本的に無味無臭になります。
言い方を変えると、「さっぱりとした味になる」といっていいでしょう。
その反面、味気ないと感じる方もいるので、RO水にあえてミネラルを配合しているものもあります。
ミネラルを配合した場合も、クセがなく、飲みやすくなるといわれています。
スーパーなどで試飲できる場合もあるので、機会があったら試してみてはいかがでしょうか?
処理方法
RO水 | ROフィルター |
天然水 | ろ過・殺菌処理 (加熱処理・非加熱処理) |
処理方法が異なっても、どちらのお水も安心安全に飲むことができます。
天然水は一般的な水準のフィルターを使って天然水をろ過した上で、殺菌処理を行います。
殺菌処理は加熱処理や非加熱処理が主流です。
髪の毛の1,000万分の1の細さのROフィルターでろ過されたRO水は、ミネラルや雑菌のほとんどを除去します。
どちらのお水も身体に悪影響を与える可能性のある不純物を除去・無効化しているので、安全といえるでしょう。
4. RO水が飲めるおすすめのウォーターサーバー2選!
次に、RO水が飲めるウォーターサーバーを2つ紹介していきます。
- ウォータースタンド|プレミアムラピアS2
- アクアクララ|アクアファブ
ウォータースタンド|プレミアムラピアS2
ウォータースタンドのプレミアムラピアS2というウォーターサーバーは水道に直結して利用するタイプのものです。
水道直結型なので、水が入ったボトルを購入する必要がありません。
「水道に直結していても安全な水を家庭で利用できるの?」と不安に感じる人もいるでしょう。
プレミアムラピアS2は世界水準の4段階の構成のフィルターを備えています。
これにより、純粋なお水にするだけでなく、浄水タンク内の微生物の増殖を抑えることができます。
料金は定額なので、水の使用量を気にせず利用できるのも嬉しいポイントです。
プレミアムラピアS2はコストパフォーマンスに優れたウォーターサーバーといえます。
サイズ | 幅26cm/奥行49.2cm(受け皿使用時)/高さ50cm |
カラー | 1色( ホワイト) |
水の容器 | なし |
使える温度 | 冷水・ 温水・常温水 |
クリーン機能 | なし(無料メンテナンスあり) |
月額費用 | 5,280円 |
電気代 | 500~1,000円 |
※プレミアムラピアS2の場合(送料無料・税抜) |
アクアクララ|アクアファブ
アクアクララには5種類のウォーターサーバーがあります。
- アクアウィズ
- アクアファブ
- アクアアドバンス
- アクアスリム
- アクアスリムS
どのウォーターサーバーも共通してRO水が利用できるので、今回はアクアファブについて紹介します。
どんな空間にもなじむデザインのアクアファブは2018年にグッドデザイン賞を受賞。
使いやすく、抗菌対策を大切にしたウォーターサーバーは小さなお子さんがいる家庭にもおすすめです。
さらに、アクアクララのRO水にはバランス良くミネラルが加えられているので飲みやすい水になっています。
サイズ | 幅28.6cm/奥行35cm/高さ132cm |
カラー | 2色(ホワイト・ブラック) |
水の容器 | ボトルを回収して再利用 |
使える温度 | 冷水・ 温水 |
クリーン機能 | なし |
月額費用 | 1~2人(24L):3,700円 3~4人(36L):4,900円 5~6人(48L):6,100円 |
電気代 | 800円~ |
※月額費用;安心サポート料1,000円込(税抜) |
5. RO水か天然水?どちらを選べばいいの?
このようにウォーターサーバーで利用できる水の種類には、RO水と天然水があります。
結局のところ、どちらを選べばいいのか迷いますよね?
水の種類を選ぶときは「価格と味、どちらを重視するか」で選ぶといいでしょう。
- 価格重視ならRO水
- 味重視なら天然水
その理由をお伝えしていきます。
価格重視ならRO水
これまで説明してきた通り、RO水には「安い」という特徴があります。
次の表はRO水と天然水のウォーターサーバーの月額料金を比較したものです。
メーカー | 月額費用(36L) |
アクアファブ (RO水) | 3,700円 |
コスモウォーター (天然水) | 5,688円 |
プレミアムウォーター (天然水) | 5,904円 |
フレシャス |スラット (天然水) | 6,734円 |
RO水のウォーターサーバーは水代が比較的に安いことが多いので、お得に利用することができます。
とにかく安くて美味しいお水を飲みたいなら、RO水がいいでしょう。
味重視なら天然水
一方、天然水には味があるものが多いです。
RO水は無味無臭のものがほとんどなので、大きな違いといえます。
ただし、注意しなければならないのは、採水地によって味が異なるので、好きな天然水をあらかじめ探す必要があります。
いざウォーターサーバーを契約して飲み始めてみたら、「あまり好きではない水だった・・・」なんてことも。
一定期間、契約を続けなければ解約金が発生する場合もあるので、機会があれば前もって、試飲してみてください。
まとめ
RO水は危険と考える人もいますが、むしろ安全で、保存性に優れた水といえます。
天然水と比べると、安く生産できるためお得に購入することが可能です。
RO水への興味が湧いたという人はぜひ一度、天然水と飲み比べてみてはいかがでしょうか。
自分の好きな水の種類がわかると思います。
この記事がお役に立てば幸いです。