浄水器の必要性ってなに?導入するメリットや注意点を解説!

浄水器の必要性ってなに?導入するメリットや注意点を解説!

清潔な水を使うために使用するイメージのある浄水器ですが、導入することでどのようなよいことがあるのでしょうか。

浄水器を使用せずに水道水を利用していると、髪や肌へダメージを与え続けてしまいます。

また、不純物が含まれている可能性がある水を体内へ入れてしまうことにもなりかねません。

浄水器はそうしたダメージを軽減し、不純物を取り除いてくれるのです。

この記事では、浄水器を使うメリットや必要性について紹介します。

おすすめの浄水器や水道直結型のウォータースタンドについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

浄水器の必要性とメリットを知り、自分にあった浄水器を導入すればおいしい水のある暮らしを楽しめるようになりますよ

“浄水器について詳しく知りたいあなたへ!”

本記事を読まれている人には、こちらの記事『プロが選ぶおすすめの浄水器10選!自分にあった浄水器を選ぶポイントも紹介』もおすすめです!

  • 浄水器を選ぶポイント
  • さまざまなタイプの浄水器のおすすめ機種やその特徴

以上の内容を知りたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

1.浄水器の必要性は?必要とされる3つの理由

浄水器が必要な理由は、以下の3つが挙げられます。

  1. 水道水は飲料用に適していないから
  2. 塩素による髪や肌へのダメージを軽減できるから
  3. 水道水や貯水槽が劣化していることがあるから

飲料、料理、シャワーなど私たちの生活において、あらゆる場面で水が必要です

しかし、水道水から出てくる水をそのまま使うと、衛生面で問題があります。

なぜなら、日本の水道水は消毒のために塩素を使用しているのでそのカルキ臭が残っていたり、水道管が劣化してその汚れが入ってしまっていたりするからです。

浄水器を使えば、そのようなカルキ臭や不純物を取り除くことができます。

浄水器の必要性をもう少し詳しく確認していきましょう。

理由1.水道水は飲料用に適していないから

普段、何気なく飲んでいる水道水ですが、あまり飲料水には適していません。

水道水を飲もうとして、プールの消毒のような臭いを感じたことはありませんか。

日本の水道水には、殺菌のために次亜塩素酸ナトリウム(塩素)が使用されています。

これがカルキ臭と呼ばれるプールの消毒のような、嫌な匂いの原因になっているのです。

味覚は嗅覚と密接なので、カルキ臭により水をおいしくないと感じることもあるでしょう。

しかし、浄水器を使うことで残留塩素を除去するとともに、これらのカルキ臭を抑えられます

カルキ臭を抑えられれば、臭いが気にならなくなるため、飲料用に適した水道水になるのです。

理由2.塩素による髪や肌へのダメージを軽減できるから

浄水器は、残留塩素を取り除くことができるので髪や肌へのダメージを軽減が期待できます。

一般社団法人浄水器協会 情報

参考:一般社団法人浄水器協会

塩素は、肌のタンパク質を傷めるので、皮膚のバリア機能を低下させてしまうのです。

また、塩素によって髪のキューティクルが失われるという調査結果も出ています。

残留塩素の影響によって、タンパク質からなるキューティクル(毛小皮)が変化します。髪は自己再生力がないので、いちど傷ついたらそのままの状態が続くことになります。

浄水シャワー/浄水器協会引用|一般社団法人浄水器協会

シャワーやお風呂の水で髪や肌を洗うときに、浄水機能を備えたシャワーヘッドを使用すれば残留塩素を低減することが可能です

浄水機能がついているシャワーヘッドを使用することは、大事な髪や肌を保護することにもつながるでしょう。

赤ちゃんのいるご家庭であれば、大切な赤ちゃんの肌を守ることもできますね。

理由3.水道管や貯水槽が劣化していることがあるから

浄水器を使用することで、水道管や貯水槽の劣化よる汚れへの対策が可能です

水道管や貯水槽が劣化している場合、水道水に赤錆やゴミなどが含まれることがあります。

マンションやアパートなどの集合住宅では、受水槽(貯水槽)内部のさび止めの匂いが付着していることもあるかもしれません。

浄水器を設置していれば、このような赤錆やゴミも取り除くことができるのです。

浄水器を使用しないで水道水を利用していると、嫌なカルキ臭を我慢しなければならず、さらに髪や肌へダメージを与え続けることになります。

また、赤錆やゴミなどの不純物を含んでいる可能性がある水を飲んでいると思うと、不快感を感じるかもしれません。

浄水器は、残留塩素や不純物を取り除き、安心して水道水を利用するためにも必要なのです。

2.浄水器はいらない?浄水器を設置するメリットとは

浄水器を設置するメリットは、以下の3つです。

  1. 安全でおいしい水が飲める
  2. ミネラルウォーターよりも節約になる
  3. 比較的安価な設置費用で済む

浄水器は高いだけで意味がないのではと懸念されている人もいるでしょう。

しかし、浄水器は安全な水を飲める、節約になるなどのさまざまなメリットがあります

メリットについて詳細を確認していきましょう。

メリット1.安全でおいしい水が飲める

浄水器を設置することで、安全でおいしい水を飲むことができます。

浄水器内部にはフィルターが入っており、このフィルターが水道水の不純物を取り除くのです

フィルターのなかでも活性炭フィルターはよく使用されており、残留塩素を取り除いてくれます。

残留塩素を除去することで、水道水特有の不快なカルキ臭を抑え、いつでも手軽に水を飲めるようになるのです。

また、浄水器を使えば赤ちゃんに飲ませる水も安全でおいしい水にできますよ。

メリット2.ミネラルウォーターよりも節約になる

水道水は飲まず、飲料用としてミネラルウォーターを買うという人も多いでしょう。

しかし、ミネラルウォーターを毎日飲むとそれだけ購入費用がかかってしまいます。

飲料用として1ヶ月で平均20L使用すると仮定し、どれくらい節約できるのか、下表にまとめました。

 浄水器ミネラルウォーター
単価(2L分)約0.2~0.4円約83円
合計費用(20L分)約2~4円約830円

《 ← 左右にスクロールできます →》

水道水は地域によって料金が異なるため、合計費用に幅がでますが、浄水器が2~4円というのに対し、ミネラルウォーターは約830円と、費用の差は歴然です

さらにミネラルウォーターはなくなれば買い足す必要がありますので、購入と運搬の手間もかかってしまい、負担になっている人もいるかもしれません。

しかし、浄水器は設置をすれば安全な水道水を飲めるので、手間もかからず、節約にもなるでしょう。

メリット3.設置費用が安価である

浄水器は安いものであれば、数千円で購入できます

また、設置も工事がいらず自分でできるものも多いです。

同じようにきれいな水を飲める手段としてウォーターサーバーがあります。

こちらは設置こそ簡単なものの、毎月レンタル料金や水のボトル代がかかり、ランニングコストが高くなりがちです。

その反面、浄水器は購入し設置さえすれば水道水を使用して、レンタル料金もかかりません。

そのため、ウォーターサーバーよりランニングコストを抑えて水を使うことができます。

3.知っておこう!浄水器を導入する際の注意点

浄水器を利用するには、いくつか注意点があります。

  • 浄水器を通した水はすぐに使わないといけない
  • 浄水器フィルターを交換しないといけない
  • 常温の水しか使えない

浄水器の正しい効果と性能を知っておかないと、導入後にこんなはずではなかったと後悔してしまうかもしれません

注意点をいくつか紹介しますので、ぜひ浄水器を検討する際の参考にしてください。

注意点1.浄水器に通した水はすぐに使わないといけない

浄水器できれいになった水は、すぐに使わないといけません

浄水器を通すことで塩素を除去するのですが、塩素には殺菌の効能があります。

そのため、塩素除去をすることによって殺菌効能が弱まってしまい、雑菌が繁殖しやすくなるのです。

浄水器に通した水はすぐに飲むことを心がけましょう。

注意点2.浄水器フィルターを交換しないといけない

浄水器を使う際には、決められた期間でフィルターの交換をする必要があります

フィルターの劣化を放置してしまうと、不純物が目詰まりして浄水能力が落ち、浄水器の機能を果たせなくなります。

浄水器の効果を最大限発揮し、おいしい水を飲むためにも、製品ごとに定められた期間内にフィルターを交換しましょう。​​

注意点3.常温の水しか使えない

浄水器の中には常温の水しか使えないものがあります

一定の温度以上のお湯を使うと、水道水をろ過するためのろ材が劣化してしまうからです。

ろ材が劣化してしまうと、浄水器の役割を果たすことができなくなります。

その結果、不純物を取り除ききることが難しくなってしまいます。

浄水器を通してお湯を使う場合、高温のお湯に対応しているかどうかを確認しましょう。

4.どれがよい?浄水器以外でおいしい水を飲む方法

浄水器以外にも、おいしい水を飲む方法があります。

ミネラルウォーターを購入したり、沸騰させてカルキ臭を抑えたりするなどの5つの方法です。

  1. ミネラルウォーターを購入する
  2. レモンを入れてカルキ臭を抑える
  3. 活性炭で残留塩素や不純物の除去する
  4. 沸騰させて残留塩素を気化させる
  5. ウォーターサーバーを導入する

浄水器は手軽においしい水を飲むことができるようになる反面、フィルター交換の手間がかかったり、機種によっては温水が使えなかったりと注意点もあります

そうした点が気になる人は、本項目で紹介する方法を試してみてくださいね。

方法1.ミネラルウォーターを購入する

水道水以外の飲料水として代表的なものが、ミネラルウォーターです

ミネラルウォーターは加熱殺菌や、紫外線殺菌などの方法で殺菌をおこない、不純物を取り除いています。

そのため、ミネラルウォーターは水道水よりも安全でおいしい水と言えるでしょう。

コンビニエンスストアやスーパーマーケット、ドラッグストアなどで気軽に買えるため、1本100円前後の値段で手軽にきれいな水が飲めます。

ただし、ミネラルウォーターの購入は、費用面で負担がかかるのがデメリットです。

コストを気にするようであれば、ミネラルウォーターを買わずに浄水器を設置して水道水を飲んで節約したほうがよいかもしれません。

方法2.レモンを入れてカルキ臭を抑える

水道水特有のカルキ臭を抑えるには、レモンが効果的です

コップ1杯の水に対してレモン汁を1滴加えるだけという簡単な方法で、カルキ臭を抑えることができます。

レモンに含まれているビタミンCが残留塩素と結びついて、カルキ臭がなくなるのです。

お手軽においしい水が飲める方法ですので、ぜひ試してみてください。

方法3.活性炭で残留塩素や不純物の除去する

活性炭を使って、残留塩素や不純物を除去することができます

活性炭には目に見えない非常に小さい孔があり、そこに残留塩素や不純物を吸着させるのです。

コップや器に移した水道水1Lに活性炭150g程度を入れ、1日待つことで残留塩素や不純物を取り除くことが可能です。

活性炭は沸騰した水で煮沸消毒し、乾かしたものを使用してくださいね。

方法4.沸騰させて残留塩素を気化させる

水を沸騰させることによって残留塩素を気化させ、カルキ臭を飛ばすことができます

もし、冷たい水がよい場合は、沸騰させてから一度冷ましましょう。

沸騰させて冷ますだけなので、家にあるもので簡単に実践でき、おいしい水が手軽に飲めますよ。

方法5.ウォーターサーバーを導入する

浄水器と同じくおすすめなのが、ウォーターサーバーです

ウォーターサーバーで使用する水は、各メーカーが殺菌・浄水した水ですので、水道水より安全でおいしい水を飲めます。

また、フィルターの交換も基本的には不要で、専門のスタッフがおこなってくれるメーカーもあるため浄水器より手間がかかりません。

ウォータサーバーのなかでも、水道直結型のウォータースタンドは浄水機能を備えつつ、水のボトルを注文する手間がないので非常に便利です。

ウォータースタンドについて、次の項目で確認していきましょう。

5.メンテナンスもおまかせ!水道直結型ウォータースタンドがおすすめ

ウォータースタンドネオの画像

ウォータースタンドを使えば、浄水器で生まれる悩みを解決できます

水道直結型ウォータースタンドは、浄水器と同様に水道栓に直接繋いで水道水をろ過するものです。

内蔵された3つのフィルターでろ過してくれるため、自宅でいつでも安全な水をお手軽に飲むことができます。

フィルター交換も専門のスタッフがおこなうため、作業の手間はかかりません。

浄水器とは異なり、熱いお湯を使いたいときも、ウォータースタンドがあれば、沸騰させることなくすぐにお湯を使えます。

ウォータースタンドの特徴についてみていきましょう。

特徴1.冷水や温水を使用できる

浄水器は基本的に常温水のみですが、ウォーターサーバーを使えば、いつでも冷水や温水、常温水を使用できます

お湯を沸かす手間も必要なく、手軽にきれいな温水を利用できるのです。

お風呂上がりに冷たい水を飲みたいときや、赤ちゃんのミルクを作りたいとき、外から帰ってきて温かいものを飲みたいときなどさまざまな場面で活躍するでしょう。

特徴2.料金は定額で使い放題!

ウォーターサーバーの料金は定額で使い放題です

たとえば、ネオという機種であれば毎月3,850円で使用することができます。

どれだけ使っても月額料金は変わらないので、洗米に使ったり、コーヒーを淹れたりなどにも気軽に使えるでしょう。

出費も定額になるため、家計の管理も簡単にしながらおいしい水を飲めますよ。

特徴3.フィルター交換は業者におまかせ

面倒なフィルター交換は、6ヶ月に1回、専門スタッフがおこなってくれます

浄水器の場合、フィルター交換は自分でおこなわなければならず、面倒ですよね。

しかし、ウォータースタンドを使えば、業者が定期メンテナンスをしてくれるため、自分でフィルターを交換する必要はありません。

また、このフィルター交換やメンテナンス費用は、月々のサーバーレンタル代に含まれています。

たとえば、ウォータースタンドの人気機種ネオであれば、月額3,850円でフィルター交換・メンテナンスを含んだ以下の5つのサービスが受けられるのです。

“ナノシリーズ「ネオ」の5つのサービス”

  • フィルター交換
  • メンテナンス
  • 製品補償
  • アフターサービス
  • 本体交換

水道直結型ウォータースタンドが気になる人は、下記から詳細を確認してみてくださいね。

まとめ

安全かつおいしい水を使うために便利なアイテムが、浄水器です。

しかし、浄水器を使う際にはフィルター交換が必要になる、お湯を使えないなどいくつか注意点があります。

これらの悩みを解決するのが、ウォーターサーバーです

ウォーターサーバーは安全で便利においしい水を使うことができます。

フィルター交換や、メンテナンスも専門業者がおこなってくれるので、自身で作業する手間を省けるのもメリットの1つです。

清潔でおいしい水を生活に取り入れたいという人は、ぜひ水道直結型ウォータースタンドも検討してくださいね。

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