ウォーターサーバーでミルク作りをしてはだめ?おすすめ理由と注意点

ウォーターサーバーでミルク作りをしてはだめ?おすすめ理由と注意点

ウォーターサーバーがあると赤ちゃんのミルク作りが楽になると聞き、導入を検討中ですね。

しかし、ウォーターサーバーの水を赤ちゃんに飲ませても大丈夫なのか不安を感じているのではないでしょうか。

結論から言うと、赤ちゃんに負担がかからない軟水を選べば、安心してミルク作りに使用できます

本記事では、ウォーターサーバーがミルク作りにおすすめの理由とミルク作りに適したウォーターサーバーの選び方を紹介しています。

最後まで読めば、ウォーターサーバーでミルクを作ることへの不安感が取り除かれますよ。

“より多くの人気ウォーターサーバーを知りたいあなたへ”

本記事を読まれている人には、こちらの記事「全50種から厳選!ウォーターサーバー比較ランキング|2022年7月のおすすめはコレ!」も人気です!

  • 温水が出せるウォーターサーバー紹介
  • 天然水とRO水それぞれで人気のウォーターサーバー
  • 衛生で安全なウォーターサーバーの特徴

以上の内容が気になる人は、ぜひとも参考にしてください。

1.本当に必要?ウォーターサーバーがミルク作りにおすすめの理由

ミルク作りにはウォーターサーバーがおすすめです

おすすめの理由には、次の3つが挙げられます。

  • 衛生的で安全な水が飲める
  • ミルク作りの時間を短縮できる
  • 卒乳後も離乳食や水分補給に使える

ウォーターサーバーで使う水は、しっかりと衛生管理がおこなわれており、水道水よりも赤ちゃんの体に負担がかかりません。

また、簡単にミルクが作れるようになるので、赤ちゃんのお世話で忙しいお父さんとお母さんの時間と負担を軽減できることも、おすすめの理由の1つです。

おすすめの理由について1つずつ詳しく解説していきます。

理由1.衛生的で安全な水が飲める

ウォーターサーバーの各メーカーが取り扱う水は、品質管理を徹底しているため赤ちゃんにも安心して飲ませることができます。

水道水を沸騰させてのミルク作りも悪くはありません。

しかし、消毒目的で投入されている塩素、貯水槽の汚染による細菌や水道管の老朽化による鉄さびの混入など、赤ちゃんが口にするには不安要素もあります

安全な水を安心してミルク作りに使用できることが、ウォーターサーバーをおすすめする1番の理由です。

また、品質面以外に、多くのウォーターサーバーで軟水を取り扱っている点もおすすめ理由として挙げられます。

赤ちゃんの内臓は未発達なので、ミネラル分が多いとうまく分解することができません。

そのため、ミネラル分の少ない軟水が赤ちゃんには適しています。

ウォーターサーバーは、衛生的であること、軟水を利用できることから、赤ちゃんのミルク作りにおすすめと言えるのです。

理由2.ミルク作りの時間を短縮できる

ウォーターサーバーは、すぐにお湯が使えるのでミルク作りの時間を短縮できます。

水道水を煮沸する場合だと10分以上の時間がかかってしまいますが、ウォーターサーバーはボタンを押すだけでお湯の使用が可能です。

また、水道水は沸騰前後に発がん性があるトリハロメタンという物質が発生します。

トリハロメタンを除去するには、沸騰後さらに10分以上加熱し続けなければなりません。

安全に飲むためとはいえ、毎回ミルクを作るたびに水を沸騰させ、10分以上加熱し続けるのは大変なことでしょう。

その点、ウォーターサーバーであれば1分ほどでミルクを作ることができます

お腹を空かせた赤ちゃんにすぐにミルクを飲ませられるだけでなく、出産後なにかと忙しいお父さんお母さんの時間と負担を軽減できる点も、ウォーターサーバーをおすすめしたいポイントです。

理由3.卒乳後も離乳食や水分補給に使える

ミルク作りだけではなく、離乳食の野菜や麺をゆでるのに使ったり、スープを作るときに使ったりと卒乳後もウォーターサーバーは活躍します。

また、水から火にかけるよりも、時間とガス代・電気代の節約にもつながるでしょう

赤ちゃんは卒乳後、ミルクではなく水やお茶で水分補給をする機会が増えていきます。

ウォーターサーバーの安全な水であれば、安心して飲ませてあげることができますよ。

2.ポイントは3つ!ミルク作りに適したウォーターサーバーの選び方

ウォーターサーバーを検討する前に、ミルク作りに適したウォーターサーバーの選び方を把握しておきましょう。

ウォーターサーバーには多くの種類があり、それぞれ特徴や性能、費用が異なります。

ミルク作りに適していないものを選んでしまうと、使いにくさから解約ということになってしまうかもしれません。

選び方を知っておくことで、数あるウォーターサーバーの中から満足のいく1台を選ぶことができますよ

選び方のポイントは3つです。

  1. 軟水を選ぶ
  2. チャイルドロックがあるものを選ぶ
  3. 抗菌・除菌効果があるものを選ぶ

各ポイント別に詳しく見ていきましょう。

選び方1.軟水を選ぶ

ミルク作りのためには、赤ちゃんの体に負担がかからない軟水を選びましょう。

ウォーターサーバーで取り扱っている水のほとんどが軟水ですが、念のためウォーターサーバー契約前に確認するのを忘れないでください

また、ウォーターサーバーの公式サイトを見ていると、水は天然水とRO水のどちらかが記載されているはずです。

2つの違いを表にまとめました。

天然水
  • ナチュラルウォーター、ミネラルナチュラルウォーターを指す
  • 特定の水源から採水した水で天然のミネラルが含まれている
  • 水源によりミネラル含有量が異なる
  • 物理的、科学的処理は沈殿、ろ過、加熱殺菌のみ
RO水
  • ピュアウォーターとも呼ばれる 
  • RO膜でろ過し、水分子以外の物質を取り除いたもの。
  • 不純物はほぼ除去されている。
  • ミネラル成分も除去されているため味は無味無臭。
  • 人工ミネラルを添加して味をつけている場合が多い。

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軟水であれば、天然水とRO水どちらを選んでも大丈夫です。

ただし、不純物が気になるのであれば、不純物がほぼ除去されたRO水を選びましょう

選び方2.チャイルドロックがあるものを選ぶ

ウォーターサーバーによる子どもの火傷が多発しており、チャイルドロック機能は必須です。

赤ちゃんは自由に動き回れるようになると、ウォーターサーバーにも興味を持ち始めることでしょう。

ボタンやレバーに誤って触れてしまうことで、お湯がかかり火傷をしてしまいます

ウォーターサーバーのお湯の温度は、80℃〜90℃ほどと高温です。

大切事な赤ちゃんが火傷をすることのないよう、チャイルドロック機能に注目してウォーターサーバーを選んでください。

チャイルドロックの方法は、ウォーターサーバーにより異なります。

片手で簡単にロックできるタイプもあれば、背面スイッチを切り替えることでロックできる安全性の高いタイプなど様々です。

各家庭の状況に合ったものを選びましょう。

選び方3.除菌・抗菌効果があるものを選ぶ

ウォーターサーバーを清潔な状態で使用することは、赤ちゃんの健康を守るためにも重要です。

そのためにも、水タンクと温水タンクの内部を衛生的に保つ除菌・抗菌機能のあるウォーターサーバーを選びましょう。

ウォーターサーバーで使用する水は塩素が入っていないため、消毒効果がなく雑菌が発生しやすい状態です。

タンク内は自分では清掃できない部分なので、自動で除菌や抗菌してくれる機能があると安心して使い続けることができます

ただし、除菌・抗菌をおこなっている間はウォーターサーバーを使用できません。

ウォーターサーバーによっては、除菌・抗菌に4時間ほどかかってしまうことは覚えておきましょう。

また、水を出す給水口は自分で清掃する必要があります。

アルコールスプレーをかけて清潔な布でふき取るようにしてください。

3.知っておきたい!ウォーターサーバーでミルクを作る手順

ウォーターサーバーを契約する前に、ウォーターサーバーでミルクを作る手順を知っておきましょう。

ウォーターサーバーでミルクを作る手順は次の5ステップです。

  1. 消毒済みの哺乳瓶を用意する
  2. 粉ミルクを哺乳瓶に入れる
  3. 70℃以上のお湯を哺乳瓶に入れてミルクを溶かす
  4. 必要な分量までお湯や水を入れる
  5. 水道水で人肌まで冷ます

ここで紹介するミルクの作り方は、一般的な方法です。

粉ミルクにより作り方や手順が異なる場合がありますので、使用するミルクに記載されている作り方を必ず確認しましょう

手順1.消毒済みの哺乳瓶を用意する

まずは、消毒をした哺乳瓶を用意します。

ミルクを作る前に、手洗いをして清潔な手でおこなってください

手順2.粉ミルクを哺乳瓶に入れる

作りたい分量の粉ミルクを計り、哺乳瓶の中に入れます。

粉ミルクは、軽量スプーンを使って正確に計りましょう

手順3.70℃以上のお湯を哺乳瓶に入れてミルクを溶かす

粉ミルクを入れた哺乳瓶に、ウォーターサーバーのお湯を入れミルクを溶かします。

お湯は、作りたい分量の2/3ほどまで入れましょう。

この際に病原微生物に感染するのを防ぐため、お湯の温度が70℃以上であることを確認してください

手順4.必要な分量までお湯や水を入れる

粉ミルクが溶けたら、必要な分量までお湯、またはウォーターサーバーの水を入れます。

お湯や水を入れたあとは、軽く振って混ぜ合わせてください。

水を入れると、人肌まで冷ます時間が短縮できるので、より早く赤ちゃんにミルクを飲ませることができます

手順5.水道水で人肌まで冷ます

手順4でお湯を入れた場合、赤ちゃんが飲むには熱すぎます。

流水を哺乳瓶にあてて、40℃くらいになるまで冷ましましょう。

手順4で水を加えた場合も、人肌程度になっているかどうか腕の内側にミルクを垂らしてみてください。

垂らしたときに、暖かいと感じる温度であれば問題ありません

以上が、ウォーターサーバーを使用したミルクの作り方です。

水道水で作るときと比べると、水を煮沸する時間がないので大幅な時間短縮ができます。

また、粉ミルクをお湯で溶かしたあとくわえる水も、ウォーターサーバーがあれば安全な水をすぐに使用できるので便利ですよ。

4.どれを選べばいいの?ミルク作りにおすすめのウォーターサーバー

ミルク作りに適したウォーターサーバーの選び方をもとに、おすすめのウォーターサーバーを3つ紹介します。

ミルク作りにおすすめのウォーターサーバーはこちらです。

  • コスモウォーター
  • フレシャス
  • プレミアムウォーター

3つとも、衛生面やお湯の温度などミルク作りに適した機能を持っています。

さらに、子育て中の家庭に向けたキャンペーンや特別プランを設けているので、お得に契約することが可能です

特徴や機能はそれぞれ異なるので、自分に合った1台を選んでみてください。

おすすめ1.コスモウォーター

コスモウォーター

コスモウォーターのSmartプラスは、独自の特許技術であるWクリーン機能と、3つのモードのチャイルドロック機能が搭載されたウォーターサーバーです。

公式サイトの料金シュミレーションをおこなった結果は、以下のとおりです。

注文本数料金
2本4,104円
3本6,156円
4本8,208円
6本12,312円

Wクリーン機能の1つである「クリーンエア」機能では、タンク内に取り込む外気をクリーン処理し、冷水タンク内に雑菌が侵入するのを防ぎます。

もう1つの「クリーンサイクル」は、48時間ごとに熱水を循環させ、ウォーターサーバー内を衛生的に保つ機能です。

清潔な水で作ったミルクならば、安心して赤ちゃんに飲ませることができます。

また、チャイルドロックは3つのモードが使用可能です。

  • 簡易チャイルドロックモード:ボタンを押したときだけ冷温水が出るモード
  • 完全チャイルドロックモード:常にロックがかかっているモード
  • チャイルドロックフリーモード:いつでも冷温水が使えるモード

たとえば、まだ自分で動き回ることのできない新生児と、立ち上がりいろいろなものを触りたくなる時期では、安全対策も異なりますよね。

コスモウォーターは、家庭の状況や赤ちゃんの成長に合わせてロックの仕方を変えられるので安心して使用することできます

衛生面と利便性を重視したい人に、コスモウォーターのSmartプラスはおすすめです。

おすすめ2.フレシャス

フレシャス

フレシャスのslatは、安全性と使いやすさを兼ね備えたデザインでキッズデザイン賞を受賞したウォーターサーバーです。

1ヶ月の、目安の料金を世帯別でまとめてみました。

注文箱数料金
1箱(24l)4,992円
2箱(48l)9,984円
4箱(96l)19,968円

フレシャスのslatは、給水ボタンが、ウォーターサーバーの上部についているため、身長が90cm以下であれば手が届かないように作られています。

万が一、手が触れてしまった場合でも、解除には2秒の長押しが必要なチャイルドロック機能が搭載されているので安心ですよ。

エコ機能が搭載されている点も、slatをおすすめしたい理由の1つです。

エコ機能を利用すると、ミルク作りに最適な70℃前後に温度を設定できます

また、フレシャスでは、妊娠中から未就学児のいる家庭を対象にしたママパパプランを実施中です。

豪華なプレゼントがもらえるので、該当する方はぜひフレシャスslatを検討してみてください。

おすすめ3.プレミアムウォーター

cadoウォーターサーバー

プレミアムウォーターのcado×PREMIUM WATERウォーターサーバーを契約すると、多くの割引を受けられるマムクラブに加入できます。

マムクラブは、妊娠中から5歳までの子どもがいる家庭が対象で、子育て中の家庭にお得なプランです。

マムクラブで受けられる割引には、次のようなものがあります。

  • ウォーターサーバーレンタル料通常880円が月額550円で利用可能(月2本以上の水注文があった場合)
  • ウォーターサーバーレンタル料が初月無料
  • ウォーターサーバー設置料金8,800円が無料
  • 天然水12リットル2本セット通常3,974円が3,283円で購入可能
  • 水の送料が無料(一部地域を除く)

ウォーターサーバーは安全でおいしい水が飲め、お湯がすぐ使える点がメリットです。

しかし、水道水に比べて費用が高くなってしまうのが注意点と言えるでしょう。

その点、マムクラブを利用すると通常より安く使用できるので、導入へのハードルが低くなります

cado×PREMIUM WATERウォーターサーバーに搭載された機能も子育て家庭におすすめです。

cado×PREMIUM WATERウォーターサーバーのチャイルドロックは、ウォーターサーバーの背面についているスイッチにより操作可能となります。

スイッチをオフにしておくと給水ボタンを押しても冷温水がでないので、赤ちゃんが誤ってお湯を出してしまうことがありません。

また、殺菌作用のある加熱クリーンシステムにより、冷水タンク内を約2時間70℃の状態にします。

加熱することで、タンク内部を清潔に保ち、常に安全な水でミルクを作ることができるのです。

子育て家庭に優しいプランと、ミルク作りに適した機能を搭載したcado×PREMIUM WATERウォーターサーバーは、少しでもお得で安全に利用したい人におすすめと言えます。

5.疑問を解消!ウォーターサーバーのミルク作りに関するQ&A

ここからは、ウォーターサーバーでのミルク作りに関する疑問や不安を解消するために、よくある質問を紹介していきます。

質問の内容は次の3つです。

  1. ウォーターサーバーでミルク作りをすると便秘になる?
  2. ウォーターサーバーでミルクを作る際に適したお湯の温度は?
  3. ウォーターサーバーでミルクを作る時の水の割合は?

どれも赤ちゃんの健康を守る重要な質問ばかりです

ウォーターサーバー導入前に回答をしっかり頭に入れておきましょう。

Q1.ウォーターサーバーでミルク作りをすると便秘になる?

A:ウォーターサーバーが便秘の原因ではなく、粉ミルクが原因の場合が多いです

粉ミルクは母乳に比べて消化しにくいため、便秘になりやすいと言われています。

また、水に含まれるミネラル成分が多すぎると便秘を起こしやすいです。

ウォーターサーバーの水は、RO水やミネラル含有量の低い軟水の天然水を選びましょう。

Q2.ウォーターサーバーでミルクを作る際に適したお湯の温度は?

A:ミルクを作るときは、必ず70℃以上のお湯を使用しましょう

70℃以上のお湯を使用する理由は、病原微生物に感染するのを防ぐためです。

製造過程で、粉ミルクがサカザキ菌やサルモネラ菌に汚染されることがあり、感染してしまうと重篤な症状を引き起こしてしまう場合があるので、注意しなければなりません。

厚生省のガイドラインには、70℃以上のお湯を使用することで感染のリスクを大幅に下げられると記載されています。

赤ちゃんを感染から守るために、必ずお湯の温度を守りましょう。

Q3.ウォーターサーバーでミルクを作る時の水の割合は?

A:ミルクを作りたい分量の2/3がお湯、残りの1/3分を水にしましょう

水を入れるときに注意してほしいのが、最初に粉ミルクをお湯でしっかり溶かしてから水をくわえるということです。

Q2で解説したように、粉ミルクは病原菌に汚染されている可能性がありますが、70℃以上のお湯を使用することで感染リスクを下げることができます。

お湯を入れたあと軽く振って、溶け残りのないようにしましょう。

また、水を加えたあとは、手首腕の内側にミルクを垂らして人肌程度の温度になっているかを確認してから赤ちゃんに飲ませてあげてください。

まとめ

ウォーターサーバーがミルク作りにおすすめの理由は次のとおりです。

  • 衛生的なので赤ちゃんに安心して飲ませられる
  • ミルク作りの時間を短縮できる

また、卒乳後も離乳食作りや飲用水としても使えるので、ウォーターサーバーはミルク作り以外でも活躍します。

ウォーターサーバーは、ミルク作りに適したポイントと注意点を把握してからお選びください

購入前に把握しておくことで、より快適で便利なウォーターサーバー生活を送ることができますよ。

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