「浄水器とウォーターサーバー、一体どっちが自分に合っているの?」 と、お悩みですね。
自宅でも手軽においしい水が飲みたくて調べると、浄水器やウォーターサーバーが出てくると思います。
しかし、いざ検索しても浄水器とウォーターサーバーの違いや、どっちが自分に合っているかってなかなか分からないですよね。
そこで今回は、浄水器とウォーターサーバー、どちらがあなたに合っているかを判断できるだけの情報をまとめました。
浄水器とウォーターサーバーの特徴やメリット・デメリットもまとめて紹介していきます。
本記事を読むだけで、あなたがどちらを選ぶべきかが分かります。
ぜひ、参考にしてくださいね。
それでは最初に、浄水器とウォーターサーバーそれぞれの特徴から見ていきましょう。
本記事を読まれている方には、こちらの記事『【2023年6月最新】プロが選ぶおすすめの浄水器10選|選ぶポイントや種類を徹底解説』も人気です!
- 蛇口直結型浄水器を選ぶポイント
- おすすめの機種やその口コミ
以上の内容が気になる方は、ぜひとも参考にしてください。
目次
1.浄水器の特徴とメリットデメリット
浄水器の1番の特徴は、水道水をろ過して有害物質を取り除いてくれるところです。
ろ材と呼ばれる活性炭やイオン交換体に水を通してろ過することで、自宅の水道水がキレイな水に変わります。
しかし、浄水器とひとくちに言っても、種類はひとつだけではありません。
主に次の6種類に分類されます。
- 蛇口直結型
- ポット型
- ボトル型
- 据置型
- アンダーシンク(ビルトイン)型
- 蛇口一体型
全てを紹介すると細かくなりすぎてしまいます。
今回の記事では浄水器を、利用者が多い蛇口直結型の浄水器を想定してみていきます。
それでは浄水器のメリット、デメリットにはどのような点があるのでしょうか?
メリット | デメリット |
+ 手軽に使える + コストが安い | - 常温水しか使えない - 味にこだわるなら天然水には負ける - カートリッジ交換や取付が大変 |
詳しく見ていきましょう。
1-1.浄水器のメリット
- 手軽に使える
- コストが安い
それぞれについて、詳しく解説していきますね。
手軽に使える
自宅でおいしい水を飲もうと思っても、ペットボトルをお店へ買いに行ったり、重いウォーターサーバーのボトルを交換したりと、億劫だと感じる人もいますよね。
浄水器は、蛇口に取り付けるだけで簡単においしい水が飲めます。
とはいえ、蛇口に取り付けたあと何もしなくていいのかというとそうではありません。
メーカーや地域の水道水の質にもよりますが、一般的に1,200Lほど水を使用したらカートリッジを交換した方がよい目安になります。
毎日1Lの水を使ったとしたら3年ほど、3Lの水を使っていたとしたら1年ほどです。
浄水器の手間と言えば、最初の取り付けと1~3年に一度のカートリッジ交換のみなので、定期的なメンテナンスなどが面倒だという人には相性がいいです。
コストが安い
手軽に使えるだけでなく、比較的安い値段で使えるのも浄水器のメリットです。
メーカーによって浄水器の値段は変わりますが、安いものだと数千円から取り付けられます。
「とにかく安くおいしい水が飲みたい!」
という人にはおすすめです。
定期的なカートリッジ交換がありますが、安い浄水器を使えば水道代別で年間1〜2万円くらいでおいしい水が飲めます。
月々の水道料金に1,000〜2,000円上乗せされるだけと、家計にもそこまで大きく響かないのがうれしいポイントですね。
1-2.浄水器のデメリット
浄水器は手軽に安く使える反面、デメリットもあります。
- カートリッジ交換や取付が大変
- 常温水しか使えない
- ものによっては水道水感が抜けないことも
詳しく見ていきましょう。
カートリッジ交換や取付が大変
浄水器のカートリッジ交換や取付が大変というデメリットもあります。
一回取り付けたからと言って終わりではなく、大体1~3年ごとに必ずカートリッジを交換する必要があります。
浄水器を取り付ける際、しっかりとセットできていないと水漏れしてしまうケースもあるので、注意が必要です。
基本的に取付は最初の1回のみですし、カートリッジ交換も頻繁にはありません。
しかし、苦手な人にとっては大変な作業だと感じてしまいますよね。
常温水しか使えない
浄水器の大半は35度以上のお湯を使うことができず、常温水しか利用できません。
水道水をろ過するためのろ材が傷んでしまったり、ろ材の中の有害物質が流れてしまったりする恐れがあるからです。
さらに、ろ材を傷めてしまうとカートリッジ交換の時期が早まってしまう可能性もあるので気を付けてください。
常温水しか使えないので、カップ麺や赤ちゃん用粉ミルクを作るのにお湯を使うなどといった使い方はできません。
あくまで飲料水としての利用だけに限られてしまいます。
ものによっては水道水感が抜けないことも
浄水器は、ろ過しているとはいえ元々水道水なのは変わりません。
価格帯も様々なものがあるため、ものによってはフィルターのきめが粗く、水道水特有の塩素のにおいなどの”水道水感”が残ってしまう場合もあるようです。
ともと飲料用としてのウォーターサーバーやペットボトルの水と比較すると、やはり劣ってしまうこともあるようですね。
コストを抑えることを意識しすぎるあまり、安すぎて品質が悪いものを使ってしまうとあまり意味がないので、注意が必要です。
2.ウォーターサーバーの特徴とメリットデメリット
次は、ウォーターサーバーについて見ていきましょう。
ウォーターサーバーとは、冷温水機全般のことを言います。
冷温水機というと少し難しい感じもしますが、簡単に言うと水を温めたり冷やしたりする機械のこと。
飲める水の種類はメーカーによって違うのが特徴です。
天然水を扱っているところもあれば、RO水を取り扱っているところもあります。
契約をすると水ボトルが定期的に家に届き、自宅で簡単においしい水を飲むことができます。
「いつでもおいしい水が飲みたい」、「温かいお湯をすぐに使いたい」人にはぴったりです。
ウォーターサーバーのメリットデメリットで特徴的なものを以下にまとめました。
メリット | デメリット |
+ 冷たい水をいつでも飲める + お湯を好きな時に使える | - コストが高い - ボトル交換が手間 |
それぞれについて見ていきます。
2-1.ウォーターサーバーのメリット
ウォーターサーバーのメリットは次の通りです。
- 冷たい水をいつでも飲める
- お湯を好きな時に使える
それぞれ説明していきますね。
冷たい水をいつでも飲める
ウォーターサーバーの一番のメリットは、いつでも冷たい水が飲めるところです。
運動後やお風呂上りに、 「今すぐ冷たい水が飲みたい!」 と思うことってありますよね。
そんなとき、コップさえ用意すればサーバーが冷やしてくれた水をすぐに飲めます。
とくに暑い夏場などは、冷蔵庫を開けてペットボトルを取り出し、コップに注ぐのって意外に億劫になってしまいがちだと思います。
そんなときに、手の届く範囲で冷たい水を注げるウォータサーバーがあるととても便利です。
自分で水を冷やす手間がなく、飲みたいときにすぐ冷たい水が飲めるのがウォーターサーバーの魅力です。
お湯を好きな時に使える
ウォーターサーバーは冷たい水だけではなく、好きな時にお湯を使えるのもおすすめのポイント。
「温かいお茶やお味噌汁が作りたいなぁ」 というときでも、あらかじめ温水タンクにお湯がたまっているので、お湯を沸かす必要なくお湯を出せます。
お湯を沸かすのって、意外と時間がかかってしまいがちですよね。
急な来客でも、ウォーターサーバーを使えばすぐにお茶や紅茶、コーヒーが入れられるのでとても便利です。
また、カップ麺や粉ミルクなど、高温のお湯が必要な時にも大活躍です。
ポッドやケトルを利用しても、お湯が沸くまでの数分間は待たなければなりません。
そのような待ち時間無くお湯をすぐに利用できるのが、ウォーターサーバーのメリットです。
2-2.ウォーターサーバーのデメリット
好きな時に冷水やお湯が使える便利なウォーターサーバーですが、デメリットはどんなものがあるのでしょうか。
- コストが高い
- ボトル交換が手間
それぞれ見ていきましょう!
コストが高い
ウォーターサーバーは、ペットボトルを買ったり浄水器を設置したりするよりもコストが高いのが現実です。
水代金だけでなく、サーバーレンタル料、配送料やメンテナンス費用がかかるメーカーも多いんですよ。
世帯の人数別で月額費用がいくらかかるのか、コスモウォーターを例にして月額費用を計算してみました。
水ボトルが1本1,900円、レンタル料が無料なので、計算すると以下になります。
利用人数 | 月額費用 |
1~2人(24L) | 3,800円 |
3~4人(36L) | 5,700円 |
5~6人(48L) | 7,600円 |
7~8人(60L) | 9,500円 |
メーカーによって異なりますが、1つの参考にしてください。
コスト面だけで考えると、ペットボトルを買ってきたり浄水器を取り付けた方が安く済むでしょう。
ボトル交換が手間
ウォータサーバーのボトルは基本的に交換式なので、自分で交換しなければなりません。
1本大体8リットルから18リットルほどの容量があるので、力に自信がない人だと一人で交換する際に腰や腕を痛めてしまうこともあります。
ボトルの種類は主に以下の3種類です。
種類 | ワンウェイボトル | リターナブルボトル | ビニールパック |
画像 | |||
メリット | ・使い捨て | ・安い | ・使い捨て ・かさばらない ・軽いので扱いやすい |
デメリット | ・ごみ捨てが手間 | ・かさばる | ・容量が少ない ・頻繁に交換が必要 |
サーバー例 | ・コスモウォーター ・プレミアムウォーター | ・クリクラ ・アクアクララ | ・フレシャス ・キララ |
ビニールパックは比較的軽量なので、交換の手間を考えて水ボトルのタイプで選ぶのも1つの選択肢です。
水をわざわざ買いに行く手間がなく、好きな時に好きな温度の水を飲めるのが魅力のウォーターサーバーですが、コストが高くボトル交換が面倒なデメリットがあることも知っておきましょう。
3.浄水器とウォーターサーバーをかかる費用で比較してみた
ここまで浄水器とウォーターサーバーについて説明してきました。
しかし、
「便利なウォーターサーバーを使いたいと思ったけど、費用はどれくらいかかるんだろう?」
「浄水器は安いっていうけど、どれくらいで使えるの?」
といった費用面がやはり一番気になるところだと思います。
そこで、浄水器とウォーターサーバーを費用で比較してみました。
下記の表をご覧ください。
大人2人、子ども1人の3人家族を想定して費用を比べ、コスモウォーターを例に記載しています。
浄水器 | ウォータサーバー | |
初期費用 | 数千円~20,000円 | 0円 |
月額費用 | 水道料金のみ | 5,700円(36L利用) |
解約費用 | 0円 | 9000円(2年未満) |
浄水器
浄水器は初期費用の数千円~20,000円だけ支払えば、あとは水道料金のみで使用可能。表を見てみると、浄水器の方が安く済むことがわかります。
カートリッジ交換が数年に1度あるくらいで、ウォーターサーバーと比べるとかなり安く水が飲めます。
ウォータサーバー
一方、ウォーターサーバーは、初期費用が掛かることは少ないですが代わりに高めの月額費用がかかります。
浄水器かウォーターサーバーか、費用面だけで考えると浄水器の方が安いです。
ただし、ウォーターサーバーは月額費用がかかりますが、いつでも冷たい水や温かいお湯が使えるメリットがあります。
費用で比べるのも大切ですが、自分がどのように水を使いたいかをもう一度考えて決めてみましょう。
4.浄水器とウォータサーバーどっちを選ぶべき?
ここまで、特徴や費用面で浄水器とウォーターサーバーを比較してきました。
良い面、悪い面はそれぞれあるので、どちらを選ぶかはその人次第です。
どっちを選んだらいいかまだわからない場合は、次の2択を参考にしてください。
- 安く使いたい人は浄水器
- 利便性を採りたい人はウォーターサーバー
値段と利便性どちらを採りたいか考えると、自分に合った水が選べるでしょう。
それぞれについて詳しく説明していきます!
とりあえず安く使いたい人は浄水器
「水道水よりもおいしい水を1円でも安く使いたい!」 という人には、浄水器がオススメです。
浄水器は、最初に数千円から20,000円の費用がかかるだけだからです。
取り付け後は水道料金のみで、不純物を取り除いた水を飲むことができます。
手軽さと安さをとるのなら、ウォーターサーバーより浄水器がオススメです。
ただ、使える水が常温に限られることと、おいしさでいうと天然水には劣るというふたつのデメリットがあるのも忘れないでくださいね。
浄水器についてもっと深く知りたい方は、【2023年6月最新】プロが選ぶおすすめの浄水器10選|選ぶポイントや種類を徹底解説も参考にしてください。
利便性を採りたい人はウォーターサーバー
「好きな時に冷たい水が飲みたい!」
「お湯を沸かさずにコーヒーが飲みたい!」
という人には、ウォーターサーバーがオススメ。
ウォーターサーバーを使うと、すぐに冷たい水やお湯を利用できるからです。
冷たい水を飲むためにわざわざ水を冷蔵庫に入れる必要はないですし、お湯を使いたいがためにヤカンやポットを使わなくても済みます。
月額の費用は多少かかりますが、「生活の中でのストレスを減らしたい」、「便利さが第一!」と考える人はウォーターサーバーがオススメです。
次に、48時間以内に出荷されたおいしい天然水が味わえるウォーターサーバーについて紹介していきます。
smartプラス|新鮮な天然水が格別!
smartプラスは、2016年度天然水ウォーターサーバーで売上No.1になったウォーターサーバーです。
飲める水は、なんと採水から48時間以内に出荷された天然水!
だから、とても新鮮で、すっきりとした爽やかな味わいが楽しめます。
シンプルで使いやすく料金もお得なので、どんな人にもおすすめです!
サイズ | 幅30cm/奥行34cm/高さ110cm |
カラー | 5色( ブラック・ホワイト・ピンク・ウッド・ライトウッド) |
水の容器 | つぶせるボトル(セット位置:下) |
使える温度 | 冷水・ 温水 |
クリーン機能 | あり |
平均月額 | 1~2人(24L):3,792円 3~4人(36L):5,688円 5~6人(48L):7,584円 |
電気代 | 465~円 |
参考記事 | 【2023年6月】コスモウォーターって実際どうなの?契約前に知らないと損する全知識 |
※平均月額=水の料金+レンタル料(送料無料・税抜) |
いいとこどりをしたい人はウォータースタンド
ウォータースタンドは、水道水を元においしい水を作る全く新しいウォーターサーバーです。
水道に直結して使い、ウォータサーバーのような重いボトルの交換も不要です。
ナノラピアネオ
ナノラピアネオはウォータースタンドの中でも機能性とコストの安さを兼ね備えた機種です。
他のウォーターサーバーのように水を買う必要がないので、かかるのはレンタル料だけ!
そのため、一般的なウォーターサーバーを利用するよりもお得なことが多く、他のウォーターサーバーから乗り換える人が急増しているらしいです。
無料でお試しもできるので、興味のある人はぜひ試してみてください。
サイズ | 幅26cm/奥行50.5cm/高さ50cm |
カラー | 1色( ホワイト) |
水の容器 | なし |
使える温度 | 冷水・ 温水・常温水 |
クリーン機能 | なし(無料メンテナンスあり) |
月額費用 | 3,850円 |
初期設置料 | 9,900円 |
電気代 | 500~円 |
参考記事 | |
※ナノラピアネオの場合(送料無料・税抜) |
まとめ
ウォーターサーバーと浄水器は、コスト面だけで考えると浄水器がオトクです。
しかし、いつでも好きな時にお湯や冷たい水を使いたい人は、ウォーターサーバーを利用すべきでしょう。
ただ、ウォーターサーバーのボトル交換は少し面倒という人は、浄水器・ウォーターサーバーのいいとこどりのウォータースタンドを利用してみるのもいいですね。
本記事が、浄水器とウォーターサーバー、どちらを購入するべきかお悩みのあなたの参考になれば幸いです!