ウォーターサーバーの利用を検討するとき、メンテナンスが必要なのかどうかは気になりますよね。
「頻繁にメンテナンスをするのは面倒…」「無料でメンテナンスしてもらえないの?」といった色んな疑問があると思います。
メンテナンスが面倒だと、せっかくウォーターサーバーを利用してもすぐにやめてしまうかもしれません。
今回はメンテナンスが面倒だと感じてしまう人に、ぴったりのウォーターサーバーをご紹介します。
ウォーターサーバーの利用にメンテナンスは必要不可欠ですが、
この記事を読めば、面倒なウォーターサーバーのメンテナンスをせずに快適に利用できるでしょう。
本記事で紹介するサーバー以外にも『【2023年6月最新】プロが全50種を徹底比較!ウォーターサーバーのおすすめランキング』でおすすめのサーバーを紹介しています。
- 全50種のウォーターサーバーを比較したおすすめ機種
- 選ぶと失敗するウォーターサーバーの特徴
以上の内容が気になる方は、ぜひとも参考にしてください。
目次
1. メンテナンス不要のウォーターサーバーはコレ!おすすめの3機種を紹介
結論からいうと、ウォーターサーバーのメンテナンスが不要なおすすめの機種は、以下の3つです。
- コスモウォーター
- ウォータースタンド
- フレシャス
ウォーターサーバーとメンテナンスは、切っても切り離せないものだと思っている方は多いと思います。
しかし、これから紹介するサーバーは、メンテナンスが不要です。
面倒なメンテナンスをせずに、いつでも美味しい水を飲むことができます。
それでは、詳しく見ていきましょう。
おすすめ機種1.コスモウォーター
サイズ | 幅30cm/奥行34cm/高さ110cm |
カラー | 5色( ブラック・ホワイト・ピンク・ウッド・ライトウッド) |
水の容器 | つぶせるボトル(セット位置:下) |
使える温度 | 冷水・ 温水 |
クリーン機能 | あり |
月額費用 | 4,104円(2人で月24L飲んだ場合) |
電気代 | 465~円 |
参考記事 | 【2023年6月】コスモウォーターって実際どうなの?契約前に知らないと損する全知識 |
※平均月額=水の料金+レンタル料(送料無料・税込) |
メンテナンスが不要のおすすめのウォーターサーバーは「コスモウォーター」です。
コスモウォーターの内部には、クリーンエアとクリーンサイクルと呼ばれる2種類の内部クリーン機能がついています。
それぞれの機能の詳細を、以下の表にまとめてみました。
クリーンエア | サーバー内部に取り込まれる空気を清潔に処理する機能を搭載して、タンク内部の空気を清潔に保つ。 |
クリーンサイクル | 48時間ごとにサーバー内部へ熱水を自動循環・殺菌して、内部を清潔な状態に保つ。 |
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常に清潔な状態を保つことができるからこそ、定期的なメンテナンスが必要ありません。
利用する際は、給水口や本体についている水を拭く程度の簡単なお手入れだけで済みます。
おすすめ機種2.ウォータースタンド
サイズ | 幅26cm/奥行50.5cm/高さ50cm |
カラー | 1色(ホワイト) |
水の容器 | なし |
使える温度 | 冷水・ 温水・常温水 |
月額費用 | 3,850円 |
電気代 | 500~円 |
参考記事 | 【体験レビュー】ウォータースタンドをコスパ好きの私が選ぶ5つの理由 |
※ナノラピアネオの場合(送料無料・税込) |
次におすすめするウォーターサーバーは「ウォータースタンド」です。
ウォータースタンドは、スタッフが半年に1度自宅に来てメンテナンスをしてくれます。
スタッフが行うメンテナンスは、以下の5つです。
- タンク内の水質を調べ、水の状態を確認
- 水漏れが発生していないかを点検
- タンクの中蓋や内部の清掃
- 給水口の拭き取り
- フィルター交換
このようにウォータースタンドのメンテナンスはとても丁寧です。
特に、水質を調べて水が問題なく浄水されているか調べてくれると、その後も安心して使えますよね。
また、メンテナンスの費用は月額費用に含まれているため、別途料金を支払う必要はありません。
メンテナンスが面倒に感じる人はウォータースタンドをおすすめします。
おすすめ機種3.フレシャス
サイズ | 幅29cm/奥行36.3cm/高さ112.5cm |
カラー | 5色(グレー/ブラック/ベージュ/ブルー/ローズトープ) |
水の容器 | ウォーターパック |
使える温度 | 冷水・温水 |
月額費用 | 4,128円(2人暮らしで月24L使った場合) |
電気代 | 月330円~ |
参考記事 | なぜいいのか?フレシャスの人気機種「デュオ」を選ぶべき7つの理由 |
※月額費用=水の料金+レンタル料(送料無料・税込) |
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最後に紹介するのが、フレシャスの「デュオ」です。
本体にメンテナンス機能があるため、何も手間や費用をかけずにサーバーの衛生状態を保てます。
デュオに搭載されている衛生面の機能は、オートピュアキープシステムとフレッシュモードです。
1つずつ、機能の詳細について見ていきましょう。
機能1.オートピュアキープシステム
オートピュアキープシステムとは、5日に一度、規定の時間になったらサーバー内に水を循環させて内部を清潔に保つ仕組みです。
この規定の時間とは、コンセントに電源ケーブルを挿したときなので、時間設定をする必要はありません。
寝る直前などの時間帯にコンセントを挿せば、就寝中にオートピュアキープシステムが作動します。
作動時間は5分ほどのため、朝や日中に時間設定をしていても長時間使えないことは無いので、都合の良い時間に設定してくださいね。
機能2.フレッシュモード
フレッシュモードとは、サーバー内部にあるお湯を循環させて冷水と温水の滞留を防ぎ、新鮮な状態を保つ仕組みです。
フレッシュモードの作動は、約1ヶ月に一度を目安に行う必要があります。
作動時間は1度につき約2時間かかるので、就寝前などの確実にデュオを使わない時間帯に行いましょう。
具体的な手順は、以下の通りです。
- ウォーターパックを取り出す
- 蓋を閉めてニードルを上げる
- 蓋を開けてニードルキャップを取り付ける
- 蓋を閉めてフレッシュボタンを押す
デュオの説明書にも図入りで紹介されているので、併せてご確認ください。
2. ウォーターサーバーに雑菌が繁殖する2つの理由とは?
そもそもなぜ、ウォーターサーバーに雑菌が繁殖してしまうのでしょうか?
主な理由は次の2つです。
- 傷みやすい水だから
- 給水口は常に外気にさられているから
ウォーターサーバーの水は水道水と違い比較的、傷みやすい水です。
水道水には、水が傷まないように塩素が含まれています。
一方、ウォーターサーバーの水は、加熱処理は行いますが、塩素での消毒は基本的に行いません。
さらに、ウォーターサーバーの給水口(水が出てくる部分)はむき出しになっており、常に外気にさらされています。
当然、ほこりや菌・カビなどがつきやすい状態と言えるでしょう。
花王の調査によると、空気中のほこり1gには、10万個の菌、6万個のカビが存在していることがわかっています。
ほこりや菌だけでなく、水を注ぐときに手が触れてしまうこともあるでしょう。
子どもがいる家庭であれば、給水口などに直接触れてしまうこともあるかもしれません。
触れたところから雑菌が入り、サーバーの中にある水にも雑菌が繁殖してしまうこともあります。
そうならないためにも、メンテナンスが必要なのです。
3. 自分でできるウォーターサーバーのメンテナンス方法
例えば、「ウォータースタンド」なら、スタッフがきてメンテナンスをしてくれます。
しかし、通常のウォーターサーバーは、外装はこまめにメンテナンスしなければなりません。
通常のウォーターサーバーだと、掃除する部分は次の4つです。
- ウォーターサーバーの外装
- ボトルの差し込み口
- 注ぎ口(水が出る部分)
- 受け皿
ウォーターサーバーのメンテナンスは、面倒だと思う人はたくさんいます。
それでも、すでにウォーターサーバーを持っている人もいるでしょう。
それぞれのメンテナンスのやり方だけでも、覚えておけば清潔な状態を保てます。
1つずつ、メンテナンス内容について見ていきましょう。
(1)ウォーターサーバーの外装
ウォーターサーバーの外装は、清潔な布巾を濡らして拭いたあと、アルコール除菌をしましょう。
ウォーターサーバーの外装は上部にほこりが溜まったり、手垢で汚れがちです。
サーバー本体は白色が多いため、手垢などはなかなか目につきません。
また、壁に設置している場合は掃除がしにくいため、ほこりが溜まりやすいです。
コンセント部分のほこりを放置すると発火の原因になるので、こちらも一緒に掃除しましょう。
(2)ボトルの差し込み口
ボトルの差し込み口の付近には水が漏れたりして溜まっている場合もあります。
こちらも、清潔な布巾で拭き取って、アルコール除菌をしましょう。
掃除のタイミングは、水が無くなってボトルを交換するときに行うのが理想です。
アルコール除菌は市販のパストリーゼなど、スプレータイプが使いやすいですよ。
細かい部分は綿棒など先が細いもので、本体を傷つけないように水気を取ってください。
(3)注ぎ口
水が出てくる注ぎ口は手で触れたり、コップなど飲み口が直接触れる場所です。
また、水以外のものが入ったコップに注ぐとき、飲み物が跳ねると汚れてしまいます。
ですので、注ぎ口も同様に掃除をしなければなりません。
先端部分を回して取れるタイプのウォーターサーバーは、取り外して水道水などで洗い流しましょう。
温水の方は熱い可能性があるので、火傷をしないよう取り外しには注意してください。
先端部分が取れないメーカーのものは、布巾を濡らして優しく拭き取れば問題ありません。
(4)受け皿
受け皿は簡単に取り外すことが可能です。
外して水を捨てた後に市販の中性洗剤で洗い、よくすすぐだけで問題ありません。
すすいだ後は、きちんと乾かしてから取り付けましょう。
また、受け皿に溜まった水をそのままにしておくと、菌が繁殖したりヌメリの原因にもなってしまいます。
そのため、1週間に1度を目安に受け皿の掃除も行ってくださいね。
4. 業者が行ってくれる2つのメンテナンス方法
ウォーターサーバーのメンテナンスは、メーカーごとに方法が違います。
主な方法は、以下の2種類です。
- メーカーのスタッフが点検にきてくれるメンテナンス
- 丸ごと本体を交換するメンテナンス
それでは、メンテナンスの詳細について見ていきましょう。
方法1.スタッフが点検にきてくれる
まずは、メーカーのスタッフが点検にきてくれるメンテナンスの方法です。
定期的に、ウォーターサーバーがきちんと動作しているかどうかの確認をしに来てくれます。
その際、パーツ部分を分解して故障箇所が見つかった場合は、修理や部品交換が可能です。
また、タンク内部の水を抜いて殺菌や洗浄を行ってくれるメーカーもあります。
自分でクリーニングできる部分もスタッフにメンテナンスしてもらえるので、サーバーは清潔になりますよ。
方法2.本体を丸ごと交換してもらえる
時間のかかるメンテナンスの代わりに、サーバー本体を丸ごと交換するメーカーもあります。
およそ、2〜3年に1度のサイクルで交換するメーカーが多いです。
定期メンテナンスでの部品交換や、点検が不要なのでスタッフに対応する手間もありません。
交換後は新品のサーバーを利用することができるので、衛生面でも安心です。
しかし、2~3年サイクルでの交換ですので、普段からこまめに掃除をしなければ不衛生な状態で使う期間が長くなるでしょう。
そのため、サーバーを清潔に保つよう、日々のお手入れは欠かさず行わなければなりません。
5. 内部クリーン機能付きウォーターサーバーにあるたった1つの注意点
内部クリーン機能付きのウォーターサーバーには1つだけ注意点があります。
それは、ウォーターサーバーの外装は自分でクリーニングをしなければいけないという点です。
内部は自動できれいな状態を保つことができますが、外装はどうしても自分で掃除をしなければなりません。
しかし、拭き取りと洗浄で済み、それほど面倒な作業ではないので、安心してください。
それでも面倒に感じる人は、「ウォータースタンド」のようにスタッフがメンテナンスをしてくれるサーバーを選びましょう。
まとめ
ウォーターサーバーのメンテナンスについて解説しました。
メンテナンスが必要ないコスモウォーター・ウォータースタンド・フレシャスは、手間がかかりにくいためおすすめです。
ただし、外装の掃除は必要になりますが、基本的にどのメーカーのウォーターサーバーを利用しても同じです。
あなたの生活スタイルに合っているかを検討し、ウォーターサーバーを選びましょう。