シリカって知っている?美しく元気な生活に欠かせないミネラルを紹介!

シリカモデル

「シリカ」という言葉を聞いたことがありますか?

近年、美容や健康意識の高い人から注目を集めるミネラルです。

サプリメントやミネラルウォーターとして販売されているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。

しかし、同じミネラルのマグネシウムやカルシウムなどと比較すると、「シリカ」ってあまり聞きなれないミネラルです。

今回は、「そもそもシリカって何なの?」「どんな効果があるの?」といった疑問にお答えします。

1.聞いたことはあるけどよく知らない!シリカの基本情報

近年話題になりつつある「シリカ」は、ミネラルのひとつです。

同じミネラルのマグネシウムやカルシウムと比べるとまだまだ知名度は低いです。

まずは、シリカについての基本情報を紹介します。

シリカって何?

シリカのモデル

「シリカ」とは、二酸化ケイ素、もしくは二酸化ケイ素によって構成される物質の総称とされています。

ケイ素は、地球上で酸素についで2番目に多い元素で、自然界では土や岩などに含まれる鉱物(ミネラル)の一種です。

実は、理科の授業で出てきた「石英」は、二酸化ケイ素が結晶してできた物質です。

シリカは、私たち人間の体にも微量ながら含まれており、血液、毛髪・爪・血管・骨・関節などに含まれています

特に骨形成の細胞層に集中していて、意識的にケイ素を摂取することは、骨粗しょう症の予防に効果的と言われています。

さらに、髪に張りがない、皮膚がたるむといった老けて見られるのも、シリカ不足が原因の一つと言われ、老化防止にも効果がある注目のミネラルです。

シリカは2種類ある!

シリカは圧力や温度などの条件により、結晶性シリカ非結晶性シリカに分類されますが、食品に含まれる「シリカ」は水溶性の非結晶性のシリカに限られます

実は、不溶性の結晶性シリカの一部については、発がん性物質として分類され、たばこやビール、太陽光などと同じカテゴリーに分類されます。

一方、非結晶性シリカについては、発がん性物質に分類されていません。

実際に健康食品や食品添加物などに使用されていますので安心してください。

2.知られざるシリカの5つの効果

これまで、シリカは人間にとって大切な要素とはみられていませんでした。

しかし、最近になって、人間の建康にとって重要な役割があると考えられるようになってきています。

シリカには、有名なミネラルのマグネシウムやカルシムにも引けを取らない働きがあります。

ここでは、シリカの健康効果を紹介します。

効果1.骨を丈夫にする

骨のイメージ

骨を形づくる細胞には多くのシリカが含まれています。

骨を丈夫にするというと「カルシウム」が思い浮かぶのではないでしょうか?

シリカは、カルシウムをカラダへ運搬し骨の中のミネラル形成を促進させるはたらききがあるため、軟骨の強さや骨密度と密接な関係があるとされています。

成長期や骨の細胞間質におけるカルシウム欠乏の人にカルシウムだけを摂取してもほとんど有効に活用されないことが最近の研究であきらかにされています。

シリカの有無が骨の育成に大きな差をもたらす研究結果も出ており、カルシウムよりも効果が期待できると考えられています

シリカを摂取することによる骨粗しょう症の予防に注目されています。

参考:渡辺和彦 (2011) 『ミネラルの働きと人間の健康』農文協

効果2.つややかな肌にする

きれいな肌

シリカを摂取することで、お肌をぷるぷるにする美肌効果があると言われています。

シリカは皮膚に最も多く含まれていますが、加齢とともに含有量が低下し、肌に弾力がなくなってきます。

シリカを摂取することで、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを結び付けて、肌のハリや弾力を維持し、潤いを保ちます

老けて見られる原因の「たるみ」や「シワ」が少なくなります。

参考:渡辺和彦 (2011) 『ミネラルの働きと人間の健康』農文協

効果3.髪や爪をきれいにする

きれいな爪

シリカを摂取することで、爪や髪、骨の再生や補強、維持に効果があると言われています。

シリカには、組織同士をつなげるはたらきがあり、ツヤとコシのある髪やツヤがあり丈夫な爪にしてくれます。

「バサつく髪」や「割れやすい爪」はシリカが不足が一つの原因と考えられています。

参考:渡辺和彦 (2009) 『ミネラル管理の重要性、作物と人の健康』

効果4.関節を動かしやすくする

関節のレントゲン

シリカは、軟骨の生成と関節の動きを助けるはたらきがあるとされています。

関節が動かしにくくなるのは、シリカと深いかかわりを持つコラーゲンの不足が原因の可能性も指摘されています。

そのコラーゲン不足の背景にシリカ不足が密接にかかわっていると考えられています。

参考:渡辺和彦 (2009) 『ミネラル管理の重要性、作物と人の健康』

効果5.血管の弾力を保つ

血管イメージ

シリカには、血管の弾力性を維持し、血液の温度を保つはたらきがあると言われています。

シリカは、血管を柔軟に保ち、血管のコレステロール付着を防ぐはたらきがあるため、動脈硬化や動脈硬化や高血圧の予防に効果があります。

動脈硬化が進行した人は、シリカが健康な人の数%しか含まれてない報告もあります。

さらに、シリカには抗酸化作用があり、血液をサラサラに維持する効果もあると考えられています。

参考:渡辺和彦 (2009) 『ミネラル管理の重要性、作物と人の健康』

3.シリカを副作用はあるの?

シリカには2種類あり、一つは発がん性物質であると紹介しました。

「非結晶性シリカは発がん性物質ではないけど、体内に取り込んでも大丈夫なの?」と心配になるのは当然だと思います。

シリカつまりケイ素は、厚生労働省によって「人の健康を損なうおそれのないことが明らかであるもの」に分類されているため、害がないことが認められています。(厚生労働省 食品衛生法第十一条第三項

そもそも私たちの体の中にも存在する物質ですし、安心してください。

4.シリカの効果を実証!アメリカで60年以上続く研究

シリカのさまざまな効果を紹介しましたが、シリカの効果については十分な研究が行われておらず、科学的な根拠は乏しいのが現状です。

そのため、シリカは、「人体に良い効果があると考えられている」という表記が多くなっています。

では、シリカの効果は、全く信憑性がないのかというと、そういうわけではありません。

「シリカ」に関するさまざまな研究が行われており、様々な成果が得られています。

代表的な研究のひとつがアメリカで行われた「フラミンガム研究」です。

フラミンガム研究とは?

研究イメージ

「フラミンガム研究」は、アメリカで1940年代から続けられているケイ素の摂取量と骨密度の関係を調べた研究です。

同一地域に住む人を対象にした食生活や血圧、血清脂質値などを調べた上で、長期間にわたり健康状態の変化を追跡調査しています。

また、1970年代からは、フラミンガム研究に当初参加した人の子供を対象とした「フラミンガム子孫研究」が始まりました。

この研究では、30代から80代までの研究参加者の男女2846人の食生活における、ケイ素摂取量を4グループに分けて、ケイ素摂取量と骨密度との関連を調べました。

フラミンガム研究の結果

男性や閉経前の女性では、ケイ素摂取量が多いほど大腿骨頚部の骨密度が高いことが判明しました

最もケイ素摂取量が多いグループは、最も摂取量が少ないグループより、骨密度が10%近く高い結果が得られました。

同様にカルシウムの摂取量で研究したところ、摂取量が最も多いグループと最も少ないグループの骨密度の差は5%です。

つまり、この研究結果によると、「ケイ素摂取量の差が骨密度に及ぼす影響は、カルシウムよりも大きい」ことが判明しています。

まだ、シリカ(ケイ素)の人の健康に対する効果がはっきりとわかっているわけではありませんが、シリカの健康への効果は期待できると考えられています。

参考:渡辺和彦 (2011) 『ミネラルの働きと人間の健康』農文協,ケイ素はカルシウムより骨を強くする、米英共同の「フラミンガム研究」から解明

5.どうやってシリカを摂取するの?シリカを効率よくとるために

まだまだ知名度の低い「シリカ」。

シリカの多い食品と言われてもピンとこないのが正直なところ。

どんな食べ物に多く含まれているのか、効率よく体に取り入れるためにはどうすればいいのか解説します。

シリカを多く含む食べ物

土

そもそもシリカは土に多く含まれる成分で、なんと土の60%がシリカです。

そのため、シリカを多く含むものには、植物に多く含まれています。

特に、野菜やイモ類、豆類、穀物の食物繊維に豊富です

他には、お茶や海藻、貝類にも多く含まれています。

▼シリカ(ケイ素)を多く含む食品

穀物 キビ,玄米,大麦,栗,トウモロコシ
イモ類 ジャガイモ
野菜・果物 ニンジン,バナナ
豆類 大豆,アーモンド,落花生
お茶 番茶,ほうじ茶,ウーロン茶
海藻類 ひじき,ワカメ

参考:渡辺和彦 (2011) 『ミネラルの働きと人間の健康』農文協

摂取の仕方で、吸収率が異なる

単純にシリカを多く含む食品を意識して食べるといいのか?

実はそれは間違いです。

食品によって、シリカの吸収率が異なります。

下の表は、ケイ素(シリカ)の摂取量と、摂取後の尿中のケイ素含有量を表したものです。

尿中のケイ素含有量が多いほど、食品からケイ素が吸収されていると考えられます。

ケイ素含有量と吸収率

(渡辺和彦 (2011) 『ミネラルの働きと人間の健康』農文協)

表を見ると、シリカを多く含む食品が必ずしも吸収率が良いわけではないことが分かります。

例えば、バナナはケイ素が豊富な食品の一つですが、食べても含まれるケイ素の5%程度しか体内に取り込まれません。

バナナだけではなく、果物や野菜は吸収率が良くないことが分かっています。

ところが、ミネラルウォーターやお米は、吸収率が80%というデータがあり、果物や野菜よりもはるかに吸収率が良いとされています。

最近では、シリカを多く含む「シリカ水」が販売されています。

シリカを効率的に吸収できるのでおすすめです。

参考:渡辺和彦 (2011) 『ミネラルの働きと人間の健康』農文協

現代人はシリカが不足している

現代の食生活は、生成された加工食品が多く利用されています。

ミネラルは一般に水に溶けやすいため、水処理した食材を使った加工食品はミネラルが失われやすいと言われています。

シリカもその例外ではなく、加工食品を利用が日常化された現代人はシリカが不足していると考えられています。

そのため、建康や美容のために意識的にシリカを体内に取り入れることは、とても効果的です。

“日本の食事はシリカの摂取に適している!”

日本食

穀物やお茶、海藻、貝類といった日本の伝統的食材は、シリカが多く含まれいます。

お米を主食とする伝統的な日本の食事は、シリカを摂取するのにとても適している食生活です。

一日30~50mgを目安に摂取しよう

では、シリカを一日にどれくらい摂取すればよいのか。

日本人の食事摂取基準などに、シリカの摂取推奨量は定められていません。

しかし、フラミンガム子孫研究の結果から、一日に30~50mgの摂取量が望ましいと考えられます。

だいたい、7分つきごはん1杯でシリカ3mgが含まれおり、食事からある程度のシリカは摂取することができます。

しかし、現代人の食生活では、シリカは不足しがちですので、シリカが多く含まれる健康食品やシリカ水を利用するのがおすすめです。

参考:渡辺和彦 (2011) 『ミネラルの働きと人間の健康』農文協

まとめ

近年、注目を集める『シリカ』の人体への効果は、まだすべて解明されたわけではありません。

しかし、骨の生成や美肌効果などの様々な効果が期待され、研究結果にも効果が表れています。

シリカは、食生活の変化とともに不足しがちのミネラルなので、意識的にとることをおすすめします。

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