浄水器の価格相場は?ウォーターサーバーよりコスパがよいのかも徹底比較

浄水器の価格相場は?ウォーターサーバーよりコスパがよいのかも徹底比較!

浄水器の価格がどのくらいなのか知りたいと思ったことはありませんか?

また、おすすめの浄水器にはどのようなものがあるのか気になっていることでしょう。

浄水器の価格はメーカーによって異なり、種類によっても違ってきます。

また、本体代とあわせてフィルター代や設置費用などの諸費用がかかります。

しかし、浄水器はペットボトル飲料水を購入するよりもコスパがよく、安全性も高いです

長期的な使用を考えている場合は、浄水器を利用してみましょう。

この記事では、浄水器の価格相場を紹介します。

また、浄水器の価格をペットボトル、ボトル注文型のウォーターサーバー、水道直結型のウォーターサーバーの3つのトータルコストと比較していきます。

浄水器の価格相場を知ることで、自分にあっているか比較・検討できますよ。

“浄水器を探しているあなたへ!”

本記事を読まれている人には、こちらの記事『プロが選ぶおすすめの浄水器10選!自分にあった浄水器を選ぶポイントも紹介』もおすすめです!

  • 浄水器の種類や選ぶポイント
  • おすすめの機種

以上の内容が気になる人は、ぜひとも参考にしてください。

1.浄水器とは?水道水をおいしく手軽に楽しめる!

浄水器とは、水道水に含まれている不純物や臭いなどを減少または除去してくれる機器のことです

水道水をろ過し、安全でおいしい水にしてくれるので、安心して飲むことができますよ。

日本の水道水は世界のほかの国と比べて、もっとも安全と言われています。

ですから、浄水器を設置せずそのまま飲んでいる人もいるかもしれませんね。

しかし、残留塩素や有害物質がわずかに含まれている可能性もあります。

浄水器を通すことで、それらを減少させたり除去したりといった効果が期待できるのです。

2.浄水器の価格は?浄水器の5つの種類と価格相場を紹介

浄水器の導入を考えている人が気になるのは、やはり浄水器にかかる費用ではないでしょうか。

結論を言うと、浄水器の価格はメーカーや製品によって異なります。

浄水器を導入した場合にかかる費用は、本体代とフィルター代、設置費用などの諸費用でしょう

これらは、数千円から買えるものあれば、数十万円するものまであるので、価格にはかなり開きがあります。

目安となる浄水器の相場を、浄水器の種類別に解説していきますね。

浄水器の種類は、以下の5つです。

  • 蛇口直結型
  • 蛇口一体型
  • 据え置き型
  • ポット型
  • ビルトイン型

それぞれ説明していきます。

種類1.蛇口直結型

パナソニック「TK-CJ12」

蛇口直結型は、水道の蛇口に取り付けるタイプの浄水器です。

蛇口と浄水器の形状があっている必要がありますが、工事不要でご自身で取りつけることができますよ

また、コンパクトなサイズなので、水道周りのスペースに限りがある人でも手軽に導入できるでしょう。

蛇口直結型の目安の価格は、およそ2,000円~10,000円程度です。

いくつか製品の価格を表にまとめていますので、参考にしてくださいね。

製品名称     Panasonic     
     「TK-CJ12」     
東レ
「トレビーノ カセッティ MK207SLX」
三菱ケミカル・クリンスイ
「クリンスイMONO MD101-NC」
  三菱ケミカル・クリンスイ  
   「クリンスイ CSP901」   
商品画像パナソニックTK-CJ12東レ「トレビーノ カセッティ MK207SLX」
価格※16,270円8,899円2,878円5,933円

※1 価格.comの価格を参考にしています。

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このようにしてみると、価格帯に幅があることが分かりますね。

ホームセンターで手に入れることができますが、製品によって浄水能力には差があります。

また、フィルター代は約4,000円~8,000円前後となっており、蛇口直結型のフィルター交換頻度は2ヵ月~5ヵ月ほどのタイプが多いです。

交換周期が短いため、毎月のようにコストがかかってしまう傾向にあります

長く使っていく場合は、年間のトータルコストについてもしっかり検討しておきましょう。

種類2.蛇口一体型

蛇口一体型浄水器

蛇口一体型は、水栓のなかにろ過フィルターが入っており、機器を外に取り付けるタイプの浄水器です。

製品によっては、浄水と原水を切り替えることができ、シャワー機能が付いているものもありますよ。

蛇口一体型浄水器で有名なメーカー「タカギ」は、デザインや実用性で選べるように豊富なラインナップを揃えています。

少しずつ普及し始めているタイプの浄水器なので、「タカギ」のようにメーカーの直接販売サイトを利用して購入するケースが多いようですね

蛇口一体型の価格の目安は、およそ30,000円~60,000円程度です。

フィルター代は3,000円~5,000円で、交換周期は2ヵ月~4ヵ月ほどなので、こちらも毎月のコストがかかるでしょう。

購入前に価格やフィルターの交換周期、どのような特徴があるのか確認にしておく必要がありますね。

種類3.据え置き型

パナソニック「ミネラル調理浄水器 TK-CS40」

据え置き型は、シンクのそばに設置して使用するタイプの浄水器です。

蛇口一体型や蛇口直結型と比べると浄水能力が高いのがポイントでしょう

設置工事の必要がなく、蛇口と浄水器をホースで連結させることで使用できますよ。

据え置き型の価格の目安はおよそ10,000円~100,000円です。

価格に開きがあり、手頃な価格のものもあれば高めのものもあるので、購入の際には、求める性能が備わっているか必ず確認しましょう。

いくつか製品の価格を表にまとめていますので、参考にしてくださいね。

製品名称三菱ケミカル・クリンスイ
「クリンスイSuperSTX SSX880」 
Panasonic
「TK-CS40-S [シルバー]」
Panasonic
「TK-CS30-W [ホワイト]」
日本ガイシ
「C1 SLIM CW-401」
商品画像三菱ケミカル・クリンスイ 「クリンスイSuperSTX SSX880」 Panasonic 「TK-CS40-S [シルバー]」Panasonic 「TK-CS30-W [ホワイト]」日本ガイシ 「C1 SLIM CW-401」
価格※121,110円15,470円15,470円24,000円

※1 価格.comの価格を参考にしています。

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フィルター代は3,000円~30,000円程度で、ほかのタイプと比べると高い印象ですね。

しかし、その分浄水能力が高く、フィルターの交換周期が1年に1回~2回と、頻繁に交換しなくてもよいのがメリットでしょう

各製品の値段の相場を比較したうえで、予算にあった浄水器を選びましょう。

種類4.ポット型

ブリタ「リクエリ KBLQCW1」

ポット型は、1リットル~2リットルの容器にろ過フィルターが内臓されているタイプの浄水器です。

水道水を入れてもすぐに浄水してくれるわけではないので、冷蔵庫で冷やすなどして待つ必要があります。

小型のものも多く、持ち運んだり冷蔵庫のドアポケットに入れることもできますよ。

水をたくさん消費しない一人暮らしの人に、大変おすすめです

しかし、据え置き型や蛇口直結型と比べると、浄水能力は高くありません。

そのため「臭いだけでも除去してほしい」といった、浄水能力にこだわらない場合は利用してもよいでしょう。

ポット型の価格の目安はおよそ2,000円~5,000円ほどで、上記で紹介してきたタイプと比べると比較的安価と言えますね。

いくつか製品の価格を表にまとめていますので、参考にしてくださいね。

製品名称東レ
「トレビーノ PT302SV」
三菱ケミカル・クリンスイ
「クリンスイ CP012」
ブリタ
「リクエリ KBLQCW1」
東レ
「トレビーノPT306SV」
商品画像東レ「トレビーノ PT302SV」三菱ケミカル・クリンスイ「クリンスイ CP012」ブリタ「リクエリ KBLQCW1」東レ「トレビーノ PT306SV」
価格※12,609円2,036円2,500円2,091円

※1 価格.comの価格を参考にしています。

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本体価格と同様に、フィルター代は3,000円~5,000円ほどですが、交換頻度は2ヵ月~4ヵ月と多めです。

ご家庭での使用状況によって交換周期が早まる可能性もあるので、注意してくださいね。

浄水器を使ったことがなく、「試しに使ってみたい」という人は検討してみてもよいでしょう

種類5.ビルトイン型

三菱ケミカルクリンスイ ビルトイン浄水器 F914ZC

ビルトイン型は、シンクの下に機械があるタイプの浄水器です。

機械部分が見えないので、水道周りやキッチンのデザインを邪魔することもないでしょう。

浄水能力が高い分、本体価格も50,000円~数十万円と比較的高額なものが多いです。

また、もともと住宅に設置されている場合もありますが、設置する場合は工事が必要になります。

ですから、本体価格とあわせて工事費用も予算として組んでおくのがおすすめです。

リノベーションやリフォーム時に導入を検討する人が多く、ビルトイン型を考えている人はまず見積もりを出してもらいましょう。

ビルトイン型で使用されるフィルター代は10,000円以上と高額ですが、どの製品もフィルター部分が大きいので長持ちすることが特徴です。

頻繁に交換する必要はないので、長期的にみると費用がかさんでしまうことはないかもしれません。

3.コスパがよいのは?手軽に始められるのは浄水器

ここまで、浄水器の価格の相場を種類別に紹介してきました。

では、浄水器やペットボトル、ボトル注文型のウォーターサーバー、水道直結型のウォーターサーバーのなかで、手軽でコスパがよいのはどれなのでしょうか。

結論をいうと、手軽に始められるのは浄水器です。

なぜなら、ポット型や蛇口直結型などはホームセンターや量販店などで簡単に購入でき、取り付け工事も不要だからです

簡単に購入できる点以外に、費用面ではどうでしょうか。

浄水器、ペットボトル、ボトル注文型のウォーターサーバー、水道直結型のウォーターサーバー、これら4つの月額費用と特徴を表にまとめてみました。

ボトル注文型のウォーターサーバーでは、ワンウェイウォーターの「smart」を例として取り上げています。

また、水道直結型のウォーターサーバーでは、ウォータースタンドの「ガーディアン」を参考に比較しています。

また、メリットや注意点も記載していますので、参考にしてくださいね。

 浄水器  ペットボトル  ウォーターサーバーウォータースタンド
メーカーパナソニック「TK-CJ12」クリスタルガイザーワンウェイウォーター「smart」ウォータースタンド「ガーディアン」
商品画像パナソニック「TK-CJ12」クリスタルガイザーワンウェイウォーター「smart」ガーディアン
月額料金※1400円4,344円4,450円5,280円
特徴不純物や臭いを除去し、おいしい水にする種類が豊富にあるウォーターボトルが下置き本体がコンパクト
メリット・比較的安価なものが多い
・蛇口をひねるだけ
・自分好みの水を買うことができる
・天然水やRO水を選べる
・天然水やRO水を選べる
・冷水・温水・常温水が利用できる
・ボトルの水を注文しなくよい
・月々のレンタル代が安い
注意点・長期保存に向いていない
・浄水フィルターの交換が必要
・冷蔵庫を開ける度に電気がかかる
・ほかの製品と比べると割高
・ウォーターボトルの交換が大変
・天然水だと水代が高め
・お湯が出るまで時間を要する
・1回で出せるお湯の量が少ない

※1 浄水器はカートリッジ代も含みます。ペットボトル・ウォータースタンドの水は36リットル、ウォーターサーバーは、水36リットル+電気代/月で計算しています。

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月額の金額だけでみると、浄水器が安いことが分かりますね。

一方、ペットボトルを毎回購入するほうが高く、月額レンタル料金が無料のワンウェイウォーター「smart」は2番目の安さでした。

ただ、ウォーターサーバーやウォータースタンドの魅力は、冷水や温水がすぐ使えるので、お湯を沸かす手間が省けるということです。

朝の忙しい時間や帰宅後に沸かさなくてよいのは、メリットと言えるでしょう。

また、赤ちゃんのミルク作りに利用できるのも嬉しいですね。

結論から言うと、ウォータースタンドは利便性に優れていて、ランニングコストも抑えられます。

使いやすさにこだわる人や、コストを抑えたい人には浄水器よりもウォータースタンドがおすすめです。

では、比較的安く利便性を兼ね備えたウォータースタンドにはどのような種類があるのでしょうか。

次の項目で説明していきます。

4.タイプ別!ウォータースタンドでおすすめの機種3選

浄水器とペットボトル、水道直結型のウォーターサーバー、ボトル注文型のウォーターサーバーの月額料金を比較しました。

浄水器は、量販店やホームセンターなどで手軽に購入でき、設置工事も不要なのですぐに導入できるというメリットがあります。

フィルター代はかかりますが、ほかのものと比べると安く済みますよ。

しかし、あくまで水道水を浄水しているだけなので、もっと安全性の高い水にこだわりたい人には別の選択肢もあります。

それは、水道直結型ウォーターサーバーのウォータースタンドを使うことです。

月々のレンタル費用は発生しますが、冷水・温水・常温水が使えます。

また、シンプルなデザインが多く、利便性が高いのが特徴でしょう。

紹介するウォータースタンドのサーバーは以下の3種類です。

1つずつ紹介していきます。

1.コスパで選びたい:ナノラピアネオ

ナノラピアネオ

ウォータースタンドが提供しているウォーターサーバーには、たくさんの種類があります。

そのなかで、もっともおすすめなのは、ナノラピア ネオです。

なぜなら、月額レンタル料金が3,850円と安く、一番人気のモデルだからです

また、冷水・温水・常温水を使うことができ、おいしい水が手軽に飲めますよ。

コストパフォーマンスに優れた機種を探している人は、ナノラピアネオがおすすめです。

ナノラピアネオについて詳しく知りたい人は、下記ページで確認してくださいね。

2.サイズで選びたい:ナノラピアガーディアン

ウォータースタンド ガーディアン

ナノラピアガーディアンは、省スペースで設置ができるスリムな機種です。

幅23cm、奥行23cm、高さ47.1cmとほかの機種に比べコンパクトなので、キッチンで場所をとりたくないという人におすすめです

「瞬間冷温水機能」が搭載されており、新鮮な水をすぐに冷水・温水に仕上げてくれるのも特徴です。

一般的なウォーターサーバーには温度を維持するタンクが内蔵されていますが、ナノラピアガーディアンはタンクがありません。

タンクを必要としないため電力消費量もカットしてくれて、電気代は約150円/月と家計にも優しいでしょう。

一般的なウォーターサーバーが500円~1,000円ほどなので、この安さは驚きですね。

コンパクトなサイズの機種を探している人は、ナノラピアガーディアンがおすすめです。

ナノラピアガーディアンについて詳しく知りたい人は、下記ページで確認してくださいね。

3.水にこだわりたい:プレミアムラピアステラ

プレミアムラピアステラ

プレミアムラピアステラは、ウォータースタンドが提供している機種のなかで、もっとも高機能なモデルになります。

高性能フィルターシステムを使用しているため、よりおいしいピュアウォーターを飲めるのが特徴です

そのため、水にこだわりたい人にぴったりの機種と言えますね。

また、「自動除菌機能」が搭載されており、衛生的に利用することができますよ。

ただし、月額レンタル料金が6,050円と、ほかの機種と比べると高いと感じるかもしれません。

月額費用を安く抑えたい人は「ナノラピアネオ」、水にこだわって使いたい人は「プレミアムラピアステラ」がよいでしょう。

プレミアムラピアステラについて詳しく知りたい人は、下記ページで確認してくださいね。

まとめ

この記事では、浄水器の価格相場を解説しました。

また、ペットボトルやウォータースタンド、ウォーターサーバーの価格と比較してきました。

浄水器は種類やメーカーによって価格が異なり、諸費用もかかります。

しかし、コスパがよく、量販店で購入できるので浄水器は手軽にはじめられておすすめです

浄水器以外にも、水道直結型のウォーターサーバーメーカーであるウォータースタンドから、3つの機種を紹介しました。

冷水・温水・常温水がすぐに使えるので、お湯を沸かす手間がなく、冷蔵庫を開ける回数も減るでしょう。

また、水にこだわりたい人にもウォータースタンドはおすすめなので、浄水器と比較して導入を検討してみてくださいね。

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