浄水器を使うにあたって、自分で取り付けられるのか、取り付ける方法は難しくないのかなどが気になりますよね。
浄水器の取り付け方法は、自分でできるものと工事が必要なものの2つです。
また、取り付け方法は浄水器の種類によって異なり、工事にかかる費用も違います。
浄水器の取り付けについてなにも知らずに購入してしまうと、蛇口の形が対応していなかったり、余計な費用がかさんでしまったりするかもしれません。
この記事では、浄水器の取り付けにかかる費用や、取り付けについての注意点を説明していきます。
そして、費用を抑えたい人や、自分で取り付けが面倒だという人に向けてウォーターサーバーの紹介もしますので、参考にしてくださいね。
浄水器の取り付け方や費用を知ることで、浄水器を導入するべきかどうか判断できますよ。
本記事を読まれている人には、こちらの記事『プロが選ぶおすすめの浄水器10選!自分にあった浄水器を選ぶポイントも紹介』もおすすめです!
- 浄水器を選ぶポイント
- さまざまなタイプの浄水器のおすすめ機種やその特徴
以上の内容を知りたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
目次
1.自分でもできる?浄水器の取り付け方法
自分で取り付けが簡単にできるなら業者に頼む必要もありませんが、場合によっては工事が必要になります。
なぜなら、浄水器の種類によって取り付け方法が違うからです。
- 蛇口直結型
- 据え置き型
- 蛇口一体型
- ビルトイン型
このなかで、蛇口直結型と据え置き型は自分で取り付けできるものが比較的多いですよ。
なぜなら、量販店やホームセンターで販売されているものが多く、手軽に購入できるからです。
自宅の水道に直接取り付けたり、分岐栓を使ったりすることで手軽に浄水器を利用できますよ。
種類 | 蛇口直結型 | 据置型 | 蛇口一体型 | ビルトイン型 |
イメージ | ||||
購入場所 |
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工事 | 不要 | 不要 | 必要 | 必要 |
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一方、ビルトイン型はキッチンに穴を開ける必要があるため、工事が必要な場合があります。
蛇口一体型も水栓(蛇口)ごと取り換えになるので、工事を行わなければなりません。
メーカーの直接販売サイトから購入した場合、メーカースタッフあるいはメーカー指定の業者が対応してくれるでしょう。
浄水器を扱っている工務店や家電量販店に依頼することもできますよ。
浄水器を購入するときは、取り付けが簡単にできるのかも確認しておきましょう。
では、自分で取り付ける方法についても説明していきます。
自分で浄水器を取り付ける方法
蛇口直結型と据え置き型は自分で取り付けられるものが比較的多い、と述べましたが誰でもできるものなのでしょうか。
通常、製品に付属している取扱説明書やメーカーのウェブサイトに掲載されている方法どおりに行えば、基本的には間違いなく取り付けられます。
不明な点があれば、メーカーに問い合わせて自分で対応することも可能です。
では、取り付けができない場合とはどのような場合なのでしょうか。
取り付けができないのは、以下のような場合です。
- 蛇口の形が違う
- 工具や部品が必要
浄水器は蛇口の形状によって取り付け方が異なります。
そのため、自宅の水道の蛇口と製品の形が合わなければ、取り付けることはできません。
また、もともと浄水器を取り付けられない蛇口もあるので、購入する前にしっかり確認しておきましょう。
そして、使っている蛇口の形状が合わない場合、別途部品や工具が必要な場合もあります。
しっかり取り付けができていないと、水漏れや故障の原因になってしまうので、判断が難しい場合は、メーカーに問い合わせましょう。
2.工事が必要!浄水器の取り付けにかかる費用は?
蛇口一体型やビルトイン型は、工事が必要になると述べました。
その浄水器の取り付け工事にかかる費用や作業時間が、どのくらいかかるのか気になりますよね。
自分で設置できる蛇口直結型や据え置き型浄水器であれば、費用はかかりません。
しかし、蛇口一体型やビルトイン型の導入で工事を依頼する場合、費用や作業時間についてあらかじめ見積もりを出してもらうのがよいでしょう。
なぜなら、追加料金が発生したり、取り付けができない場合があったりするからです。
ここでは、設置に際し工事が必要な以下2つの費用について解説します。
- ビルトイン型の設置費用
- 蛇口一体型の設置費用
それぞれ説明していきます。
ビルトイン型の費用
下記に、ビルトイン型浄水器の設置費用を業者に依頼した場合の費用例を表にまとめました。
基本工事費 | 穴開け工事費 | 既設処分費 | 合計費用 | |
業者A | 16,400円 | 3,500円 | 1,100円 | 21,000円 |
業者B | 12,100円/16,500円 | 5,500円 | (基本工事費に含まれる) | 17,600円/22,000円 |
業者C | 22,000円 | 3,300円 | 3,300円 | 28,600円 |
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ビルトイン型の取り付けには、シンクに穴を開ける作業が必要です。
中古で自宅を購入し、以前にビルトイン型浄水器がついていて新しいものに付け替える場合は浄水器用の穴があるので、その場合は開口作業はありません。
それ以外の場合は、工事費用に加えて穴開け作業費が発生することもあるので覚えておきましょう。
基本工事費用は1.5万円~3万円ほどで、表に記載している費用以外にも工事当日に別途費用が必要になる場合もあります。
もちろん、上記工事費用に、浄水器本体の費用もかかりますよ。
また、業者Bは基本工事費が2パターンありますが、設置する浄水器の形の違いによるものです。
依頼をするときは、あらかじめ内訳や追加料金について確認しておきましょう。
また、作業時間は2~3時間ほどで、操作説明から試運転までおこなってくれますよ。
蛇口一体型の費用
では、蛇口一体型の費用はどれくらいになるのでしょうか。
下表に費用例をまとめました。
基本工事費 | 部材費+オプション費 | 合計費用 | |
業者A | 12,100円/16,500円 | 5,500円 | 17,600円/22,000円 |
業者B | 15,000円 | 5,500円 | 20,000円 |
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業者Aは、基本工事費が2パターンありますが、設置する浄水器の形の違いによるものです。
コンセント分岐移設工事や配管作業口の開口作業、電気工事などが必要な場合は、オプション費用が発生する場合があるでしょう。
また、作業時間は1時間~1時間半ほどで済みますよ。
工事費用と本体価格を合算したお得な価格で対応してくれる業者もあるので、複数の業者を比較するのがおすすめです。
3.気を付けよう!浄水器の取り付けについての注意点
ここまで、浄水器の取り付けに必要な費用について説明してきました。
では、これらを含めた浄水器を設置するとき、どのような点に注意すればよいのでしょうか。
浄水器の取り付けにおける注意点は、以下の4つです。
- 取り付けられない蛇口もある
- 業者による工事が必要な場合もある
- 1つの業者だけに見積もりを依頼しない
- 別途部品代がかかる場合もある
それぞれ説明していきます。
注意点1.取り付けられない蛇口もある
自宅の蛇口と製品の形が合わなくて、取り付けができない場合があります。
蛇口の口径が大きいまたは小さい、シャワー水栓に対応していないなど、さまざまなケースがあるでしょう。
製品を購入する前に、自宅の蛇口に対応しているかどうか確認しておく必要があります。
メーカーのウェブサイトや商品説明の部分に、取り付けができない蛇口の種類が記載してありますよ。
また、どうしても蛇口に取り付けられないときは、ポット型や蛇口一体型を選ぶとよいでしょう。
注意点2.業者による工事が必要な場合もある
設置に際し、浄水器のタイプによっては工事が必要になる場合があります。
具体的には、ビルトイン型の浄水器の設置は工事が必要です。
また、もともと穴がある場合を除いて、蛇口一体型浄水器の設置にも工事が必要になってきますよ。
ご自身で対応することも可能なのですが、故障の原因にもなりますので、まずメーカーや工事業者に問い合わせ、対応を仰ぎましょう。
注意点3.1つの業者だけに見積もりを依頼しない
取り付け工事を依頼するときは、1つの業者ではなく複数の業者に見積もりを出してもらいましょう。
なぜなら、工事費用の内訳が分かるほか、追加料金や部品代が発生するかどうか各業者によって違うからです。
もし、複数の業者に見積もりを出さなかった場合、工事費用や内容を正しく吟味できず、損をしてしまう可能性も出てきます。
追加料金が発生するのか、作業時間はどのくらいなのかなど、自分の希望にあった業者を選びましょう。
また、本体とセットで工事を依頼すると、本体の割引をしてくれる業者もありますよ。
注意点4.別途部品代がかかる場合もある
「基本工事費用」については、ウェブサイトに記載されていることが多いです。
しかし、これ以外にも出張費や既存製品の廃棄費用など、追加で料金が発生する可能性もあるでしょう。
また、浄水器の取り付けをするのに、ほかの部品が必要になり工事当日に部品代が発生することもあります。
基本工事費になにが含まれているのか、追加料金はかかるのかなど、事前にしっかりと確認しておきましょう。
このように、浄水器の取り付けには注意点が多く、簡単にできるとはいえ自分で取り付けるのが不安ですよね。
また、取り付けが難しく業者に依頼することになった場合、想定よりも費用がかかってしまいます。
そのような不安を解消してくれるのが、ウォータースタンドです。
次の項目で説明していきますね。
4.定額で使い放題!ウォータースタンドがオススメ
ここまで、浄水器の取り付けについての注意点を説明してきました。
浄水器は自分で取り付けができなくて工事費用が必要だったり、追加料金が発生したりと、なにかと費用がかさみますよね。
費用を安く抑えたい、また、自分で設置する手間を減らしたい人には、ウォータースタンドがおすすめです。
ここで紹介するネオは、定額でおいしい水が飲み放題の機種になります。
また、飲用以外にもさまざまな使い道がある優れものです。
例えば、お米を炊いたり、子どものミルクを作ったりと純度の高い水だからこそ実現できる用途がたくさんありますよ。
それでは、ネオの特徴について見ていきましょう。
3,850円で使用可能!ネオの特徴とは
ネオは、ウォータースタンドから販売されている水道直結型ウォーターサーバーです。
ネオには、以下のような特徴があります。
- 初回費用に設置代・必要部品代・出張費などが含まれている
- コストパフォーマンスがよい
- サポート内容が充実
- 冷水・温水・常温水が自由に使える
それぞれ、詳しく確認していきましょう。
特徴1.初回費用に設置代・必要部品代・出張費などが含まれている
ネオでは初回設置費として9,900円が発生しますが、このなかに本体の設置や出張料、設置部材、分岐水栓金具などが含まれています。
浄水器の設置のように、想定外の追加料金が発生することがなく、出費を管理しやすいのは嬉しいですね。
特徴2.コストパフォーマンスがよい
ネオの特徴として、コストパフォーマンスがよいことが挙げられます。
毎月36Lの水を使用したと仮定して、他の2社のウォーターサーバーと比較してみます。
メーカー | ウォータースタンド | frecious | コスモウォーター |
機種名 | ネオ | Slat | Smartプラス |
商品画像 | |||
月額料金 | 3,850円 | 6,508円(9.3L×4本) | 6,156円(36L) |
電気代 | 465円 | 380円 | 465円 |
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表のように、一番月額料金が安いのはウォータースタンドだということが分かりますね。
また、使い放題なので子どものミルク作りに使ったり、食材を洗うのにも使えたりするため、飲用以外にもさまざまな使い道があります。
定額でおいしい水が使い放題なのは嬉しいですね。
特徴3.サポート内容が充実
また、ネオには、修理対応や定期メンテナンスサービスを含め、以下の5つの安心サービスがあります。
- フィルターの交換
- 定期メンテナンス
- 製品補償
- 本体交換
- アフターサービス
半年に一度、メンテナンスと同時にフィルター交換をおこなってくれるので、交換時期を気にする必要はありません。
年中無休で電話対応してくれるのも嬉しいですね。
こうしたサポート体制は、浄水器ではなかなか実現しにくいところです。
特徴4.冷水・温水・常温水が自由に使える
ネオは水道直結型ウォーターサーバーなので、毎回水を補充する必要はありません。
水道に繋いでいるので、浄水したての冷水・温水・常温水がいつでも手軽に使えますよ。
実のところ、浄水器は、浄水したての常温水は利用できますが、冷水や温水のどちらにも対応するのは難しいです。
浄水器で冷水を使いたい場合は浄水を冷やす必要がありますが、冷蔵庫で保冷するのには向きません。
なぜなら、浄水器の水は、蛇口から出したその瞬間が一番きれいだからです。
浄水器によって水道水を消毒していた塩素が取り除かれるので、蛇口から出てくる水をそのままにすると雑菌が繁殖する可能性があります。
よって、冷蔵庫で別途保存するのは望ましくありません。
また、35℃以上の温水も浄水器では基本的には利用できません。
浄水器のフィルターとしてよく使われている活性炭に温水を通すことにより、吸着した不純物を手放してしまうからです。
取り付ける手間を減らしたい人、定期メンテナンスをしてほしい人、そして冷水・温水も浄水で活用したい人には、ぴったりのウォーターサーバーでしょう。
ネオについての詳細を知りたい人は、下記ページで確認してくださいね。
まとめ
この記事では、浄水器の取り付け方法や取り付けにかかる費用や注意点についての解説しました。
浄水器の取り付け方法には、工事が必要な場合もあれば、取扱説明書を見て自分でできるものもあります。
どうしても自分で取り付けるのが難しいという場合は、複数の業者に見積もりを出してもらいましょう。
また、費用や手間を減らしたいという人は、ウォータースタンドという選択肢もありますよ。
月額レンタル料金はかかりますが、定期メンテナンスの実施やフィルターの交換、24時間サポートなどサービスが充実しています。
浄水器の取り付けを検討している人は、浄水器とウォータースタンド、どちらが自分にあっているのか比較してみてくださいね。