パナソニックTK-CJ12を検討中ですね。
パナソニックTK-CJ12は、とにかく年間費用が安いのが特徴です。
また、カートリッジの寿命が長いので、1度カートリッジをセットすると約9ヶ月間も持ちます。
ここでは、そんなパナソニックTK-CJ12の性能や料金を徹底解説。お得な購入方法や取り付け方までご紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
浄水器に興味があれば『【2023年6月最新】プロが選ぶおすすめの浄水器10選|選ぶポイントや種類を徹底解説』の記事も見てみましょう。
- 蛇口直結型浄水器を選ぶポイント
- おすすめの機種やその口コミ
以上の内容が気になる方は、ぜひとも参考にしてください。
目次
1.パナソニックのTK-CJ12とは
パナソニックTK-CJ12は、2017年4月25日に発売されたばかりの最新機種です。蛇口に取り付けるタイプの浄水器なので、自分でかんたんに設置できます。
前機種(TK-CJ11)から浄水能力が大幅にアップ。安全な水を手軽に飲める浄水器です。
- サイズ:W12.5㎝/D11㎝/H7.5㎝
- 重さ:約310g
- 色:ホワイト
- 浄水力:11物質(JIS基準)+6物質(JWPAS B基準)
- 水流切り替え:浄水ストレート/原水ストレート・原水シャワー
- 本体価格:5,978円
- カートリッジ代:5,270円
- 年間カートリッジ交換回数:約1回
- 年間費用(主に4人暮らし ):9,206円
※価格は2019年4月amazon参考
2.TK-CJ12はこんな人におすすめ
平均的な浄水能力があり、年間費用も安く、さらにカートリッジが約9ヶ月間も持つので快適に使えます。
- 安全な水が飲みたいけど、水にお金をかけたくない人
- 水道水を手軽においしくしたい人
- カートリッジの交換が面倒な人
このような人には、ぴったりの浄水器です。
一方で、費用よりも浄水能力を優先する人には、CSP801の方がおすすめです。
CSP801は、TK-CJ12よりも高い浄水能力があります。(日本工業規格13項目で比較した場合)
詳しくは、“蛇口につける浄水器ならクリンスイCSP801を選ぶべき理由4つ”でお伝えしています。
3.パナソニックTK-CJ12をおすすめする3つの理由
ここからは、パナソニックTK-CJ12をおすすめできる3つの理由をお伝えします。
理由1.年間費用が安い
理由2.カートリッジの交換回数が少ない
理由3.大手メーカーなので安心
では、人気メーカーの最新モデル3種(三菱・東レ・きよまろ)と比較しながら見ていきましょう。
理由1.年間費用が安い
パナソニックのTK-CJ12は、年間費用が安いのでおトクに利用できます。現在販売されている浄水器の中で、トップクラスの安さです。
TK-CJ12は他の機種に比べて、年間費用が約3000円以上安くておトクです。一般的な浄水器は、年間1万円以上かかりますが、TK-CJは9000円代に抑えられます。
おトクな理由は、カートリッジ交換が年に1回だけで済むことにあります。これにより、カートリッジの費用を抑えることができます。
理由2.カートリッジの交換回数が少ない
TK-CJ12のカートリッジは非常に長持ちするので、交換頻度が少なくて済みます。買い替えは年に1回だけで済みます。(主に4人暮らしの場合)
パナソニックTK-CJ12は、カートリッジのろ過量が多いです。そのため、4人家族の場合だとカートリッジは1回交換したら約9ヶ月間は交換不要です。
その他の浄水器が1ヶ月~2ヶ月ごとに交換しないといけないことを考えると、パナソニックTK-CJ12は本当に楽な浄水器と言えます。
理由3.大手のメーカーなので安心
浄水器は電化製品なので、充実したアフターサポートが不可欠。TK-CJ12は大手メーカーであるパナソニックの製品なのでサポートが手厚く安心です。
パナソニック製のTK-CJ12なら、故障して使えなくなったり、水の出が急に悪くなったりした場合に、宅配修理サービスが利用できます。
宅配修理サービス
宅配修理サービスとは、修理をお願いした時に、引き取りから修理、お届けまで宅配業者を経由しながら全て行ってくれるサービスです。
公式サイトで申し込みを行うことで、簡単にサービスが受けられます。購入から1年以内であれば保証期間なので、基本的に無料で利用できますよ。
保証期間外の場合は、修理費用がかかってしまうので注意してくださいね。修理費用は、その時の担当者に確認しましょう。
4.TK-CJ12の注意しておきたい2つのポイント
一方で、TK-CJ12には注意しておきたいポイントが2つあります。
注意点1.TK-CJ12は浄水能力が高くない
注意点2.カートリッジの残量は表示されない
順番に詳しくお伝えしていきます。
注意点1.TK-CJ12は浄水能力が高くない
TK-CJ12は平均的な浄水能力がありますが、それよりも高い浄水能力の浄水器はあります。
CSP801や206SMXと比べると、TK-CJ12の浄水能力は劣ります。
TK-CJ12は11項目の有害物質を除去できますが、CSP801や206SMXはそれよりも多い全13項目の成分を除去できます。
基本的に、水道水は国の厳しい基準をもとに浄水された水なので、全ての項目が除去できなくても健康上の問題はないでしょう。(厚生労働省公式サイト“水道水質基準について”)
しかし、できるだけ浄水能力は高い方が安心です。TK-CJ12は、費用を安くおさえたい人には向いていますが、浄水能力が心配な人にはCSP801をおすすめしています。
詳しくは、“蛇口につける浄水器ならクリンスイCSP801を選ぶべき理由4つ”をご覧ください。
注意点2.カートリッジの残量は表示されない
最新の浄水器では、カートリッジの残量を教えてくれるものがあります。この機能があると、カートリッジの使用量を気しなくてよいので便利です。
4つの中で残量表示ができるのは、クリンスイCSP801と206SMXです。
この2つの浄水器なら、付属のモニターに残量が表示されるので、カートリッジの交換時期がわかりやすく便利です。
対して、TK-CJ12には機能がないので、交換時期をペンで書いておく工夫が必要です。
交換時期を覚えておくために、スマートフォンのカレンダーへ交換時期を登録しておくのも良いですね。
5.TK-CJ12の購入方法
パナソニックのTK-CJ12は、スーパーや家電量販店、ホームセンターなど、さまざまなお店で購入できます。
もちろん、amazonや楽天などのネット販売でも手にいれることができますよ。
価格は購入場所によって異なりますが、6,000円前後を目安にしてください。
カートリッジの購入方法
TK-CJ12のカートリッジである「TK-CJ22C1」は、本体と同様にホームセンターやamazon・楽天などで購入できます。
価格の目安はだいたい5,500円前後です。
現在すでに、TK-CJ12を使用していて、カートリッジの追加購入を考えている人はTK-CJ23C1がおすすめです。
なぜなら、TK-CJ22C1よりも浄水能力が高くて、価格もほぼ同額だからです。2個入りを購入する場合は、さらにお得にもなります。
もちろん、TK-CJ23C1はTK-CJ12に対応しているので、取り付けできますよ。
※ネット価格は変動するので、その都度チェックしてくださいね。
6.TK-CJ12の取り付け方法
ここからは、TK-CJ12の取り付け方法についてお伝えします。取り付けは自分でできるので、業者を呼ぶ必要はありません。
蛇口の形状に合わせたやり方がそれぞれあるので、まずは蛇口の形を確認するところから始めていきます。
作業は次の2つのステップのみです。
ステップ1.蛇口の形状を確認する
ステップ2.蛇口に浄水器を取り付ける
説明書や動画を参考にしながら取り付けていきましょう。
ステップ1.蛇口の形状を確認する
蛇口の形によって、取り付けに必要な部品が異なります。
①まずは先端がねじ式になっているのか を確認しましょう。
ねじ式になっているのならば、②ねじが内側か外側にあるのかを見て、取り付け器具を準備してください。
ねじ式じゃないタイプは、③蛇口の先端を確認します。そこから先端の大きさに合わせて取り付け器具を準備してください。
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取り付けができない蛇口
取り付けができない蛇口もあるので注意してくださいね。
ステップ2.蛇口に浄水器を取り付ける
蛇口を確認して部品の用意ができたら、実際に浄水器を取り付けていきます。
先ほど蛇口の形状を確認した時に、ねじ式だったものと、ねじ式でなかったものに分けて説明していきます。
(a)蛇口の先端がねじ式のタイプ
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(b)蛇口の先端がネジ式でないタイプ
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※もし上記の動画でうまくいかなかったら、こちらの動画を確認してください。
(c)その他の形状
別売りの部品を使って取り付けをしていきます。
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7.カートリッジの取り替え方法
カートリッジの取り替えも自分で簡単に行えます。以下を参考に行ってください。
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8.使用する上での注意点
最後に使用する上での注意点を確認していきます。
もし、故障やトラブルが発生した場合には、パナソニック修理ご相談窓口に電話すると対応してくれます。
- 電話番号:0120-878-554
- 受付時間:平日 9:00~19:00 , 土日祝9:00~17:30
お湯を通さないようにする
パナソニックTK-CJ12は35℃以上の水の浄水ができません。
原水側にお湯を流すのは問題ありませんが、お湯を浄水側に流してしまうと、機器が傷んでしまったり、ろ過材に付着している有害物質が放出されてしまう恐れがあります。
間違ってお湯を流してしまったら、その後20秒ほど浄水を流した後に使用してください。
本体の衛生面に注意する
カートリッジの交換時期はしっかりと守りましょう。また、本体も汚れが気になったら交換して下さい。
本体の取り替え時期については、3~4年ごとに交換している人が多いようです。しかし、水周りの商品なので汚れが気になったらすぐに交換して下さい。
浄水した水はできるだけ早く使用する
浄水後の水は塩素が含まれていません。そのため、水をいれる容器に菌がいた場合に繁殖しやすい状態になってしまいます。
目安としては、常温で半日、冷蔵庫で保存している場合には1~2日程度で飲むようにしましょう。
朝は少し流してから利用する
朝は、水を20秒くらい放水してから使用して下さい。
浄水器内に溜まった水が夜のうちに菌が溜まっているかもしれません。
また、工事で断水した後や旅行で数日間、水道水を使用していなかったら、2~3分程度放水した方が安全に利用できます。
浄水器の水を魚の飼育に使用しない
魚は塩素に非常に弱いです。
浄水器の水は基本的に塩素をしっかりと取り除きますが、カートリッジの取り替え時期を間違えると微量の塩素が含まれる水になってしまうかもしれません。
100%安全とは言い切れないので、魚の飼育用には使用しないようにして下さい。
まとめ
今回は、パナソニックの蛇口型浄水器TK-CJ12についてご紹介してきました。
TK-CJ12はとにかく安く手軽に始められる浄水器です。カートリッジ代も含めた年間費用は、業界トップクラスの安さです。
また、カートリッジ容量が4,000Lと大きく、交換頻度が少なくて済むので、とても快適に過ごせます。
ぜひ、あなたの浄水器選びの参考にしてください。